先日、映画館で「北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」を見てきた。
映画用に脚本を大幅に変えた部分は少なく、基本的にはケンシロウの幾多の強敵(とも)との闘いのクライマックスである長兄ラオウとの闘いをオリジナルにほぼ忠実に映画で再現したという印象。
オリジナルに比べると、ラオウが恐怖による支配で世紀末の混乱を収め、そのうえで救世主ケンシロウの拳で倒され結果的に世界が平和を取り戻すという宿命を生きた「ラオウ善人説」の色合いが濃く出ているように感じた。
何度見ても飽きないといえば飽きないのだが、せっかくなら去年お台場の北斗ミュジアムでやっていた3D映画で全編作ってほしかったものだ。
来年の「トキ伝」を楽しみにしたい。5段階評価で★★☆ってとこか[:たらーっ:]
余談だが、アニメの声優に有名俳優を起用すると声で本人すぐ連想してしまいイマイチになるタイプ(本編だと宇梶、柴咲)、すんなりはまるタイプに分かれるような気がする(本編だと阿部、ハウルの木村など)。やっぱり後者じゃないとダメじゃない…
本日の1曲 mihimaru GT「ツヨクツヨク」