ついに市橋容疑者が逮捕された。死体遺棄の時効まであと半年というところで何とか逮捕されて遺族は少し報われた思いだろう。
2年前は警察官の質問を振り切って逃走したが、今回はおとなしく本人であることを認めて身柄を拘束されたという。これだけ、整形後の写真がいろんなところで出回ったのを見て観念していたのだろうし、心が休まることのない逃走生活に疲れ果ててもいたのだと思う。
刑務所に入れば身体の自由はなくなるが、逮捕という怯えからは解放される。しかし、逃走を続けていれば、心の自由がないに等しい。きっと警察官が視界に入るたびに全身に緊張が走る感覚を味わい続けたに違いない。
世の中には未解決の犯罪事件がまだまだたくさんあるが、他の逃走を続けている犯罪者には、身体的自由と引き換えに罪を償い、心の解放を得ることを考えてほしいと願う。
市橋容疑者の逮捕が、一つの事件だけでなく、その他の事件にもよい影響を与えるきっかけとなってほしい。
本日の1曲 BON JOVI「Thorn In My Side」
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