最近、このブログのウィジェットに出しているGoogle、Amazonのバナー広告が全くサイトと関係ない怪しい英語広告に上書きされることに気づきました。最初はいつもの広告が表示されるのですが、すぐに怪しい広告に塗り替えられるように上書きされてしまうのです。
英語広告の内容は「Woman is 53 but looks 27」といった気味悪い写真入りのものなど数種類ありました。Googleはページ内容に応じて変わるものなのでこんなのが出ることもあるのかな?とあまり気にしなかったのですが、Amazonの広告が全く関係ない商品を出すはずがないので、Wordpressで作っているこのサイトに侵入されたのかと思い、まずは被害を広げないようにパスワードを変更しました。
続いて、ウィルス、スパイウェアの類を疑い、インストールしているAvira Anti Virus、Spybot-Search &Destory-でハードディスクのスキャンをかけました。しかし、ここでは怪しいものは発見されず。今度は、「Woman is 53 but looks 27」という広告から手がかりを探そうとググってみますが、英語サイト中心に「このうっとおしい広告なんとかしてくれ!」というページはいくつか見かけるものの、対処方法は見つかりません。
原因究明のため、いろんなキーワードでググっていてひっかかったのが「今日の気分はバリいくつ?」さんのエントリーでした。同じような現象が発生していて、その原因がChromeの「Bookmark Sentry」というエクステンションだったという情報です。ブラウザのエクステンションが原因とは目からウロコでしたので、さっそくFirefox、IEで当サイトを表示させてみると…今までどおり正常にGoogle、Amazon広告が表示されました。
これで、原因がChromeのエクステンションにある可能性が非常に高まりました。あとは、怪しいと思われるエクステンションを有効/無効を切り替えて、突き止めていくだけです。その結果、犯人は
「Fast Save」というエクステンションだと判明しました。
このキーワードでググってみると、fer geeksという英語サイトで裏も取れました。後は、Chromeの拡張機能ページで「Fast Save」を削除してやるだけで解決です。
しかし、気になるのはこの「Fast Save」というエクステンションをインストールした記憶がないこと。そして、現在Chrome Web Storeで見つからないこと。つまり、なんらかのはずみで悪意のあるエクステンションがChromeに勝手にインストールされている可能性があるということです。
今回は自己解決できましたが、この怪しい広告をクリックしたことでどなたかに迷惑をかけていないか気になります。ブラウザの問題であれば、多くの方にとっては正常に広告表示されていたはずなのでこの心配は無用ですね。ブラウザが不自然な表示をするときは、エクステンションをチェックしてみましょう。
本日の1曲 PRINCESS PRINCESS「SHE」
コメント
まさにこれでずっと悩んでました。(´▽`)アリガト!
まさにこれでずっと悩んでました。(´▽`)アリガト!
瀬戸さま お役に立ててよかったです。
[…] 「その向こうへ行こう」 というサイトの情報です。 […]