昨年12月に個人輸入して購入したFitbit Oneですが、2ヶ月弱使用したところで手放しました。Fitbit Oneについてのpostを読んでくださった方が意外と多かったのでその理由について書いてみました。
結論から言ってしまうと、「製品については十分満足しているが、使えなくなるのが時間の問題だと思った」ということです。ファーストインプレッションの記事で書いたように、Oneを着用することによって階段を歩こう、今日はあまり歩いていないな、など毎日の運動量について気にする習慣がつきました。この習慣形成にOneのようなガジェットが果たす役割は非常に大きいと思いますしOneの機能についても満足していました。
では、なぜ手放したかというと、自分のずさんさ故のことですが…この小さなガジェットを毎日欠かさず身につけていたら
- 落としてなくす
- 洗濯して壊す
- ラバー製のカバーがダメになる
いずれかの理由で1〜2年のうちには使えなくなるだろうな、と思ったからです。
決してOneが壊れやすそうというわけではなく、これらはクリップ式ガジェットの宿命ともいえるでしょう。特に、自分の性格上、1と2はいつやってしまってもおかしくないと思いますし、3も個人輸入で購入しているので本体は問題なくてもカバーに切れ目が入ってしまった場合、その部分だけの購入にいくらくらいかかるのか分かりません。また日本へ送ってもらうと手続きや送料の支払いなど負荷が大きいと考え、早めに紛失リスクを切ったというわけです。
しかし、このエントリーのタイトルに書いたとおりいつの間にか、日本でSoftbankが代理店としてFitbit製品を扱うようになったのでラバー部品の交換や故障時の対応についてはかなり安心できるようになったのではないでしょうか(具体的に調べたわけではありませんが…)。価格も僕の購入時より2割くらい円安になったにもかかわらず、1万円を切る水準で、輸入にかかる費用を考えると非常に良心的だと思います。
もう1つ、Oneを手放した大きな理由があって、それは今春の「Flex」発売予告でした。USでは最近発売された新製品ですが、日本ではまだリリースされていません。Flexには、階段の段数をカウントする機能、ディスプレイがない、というマイナス面もありますが、手首に装着するタイプなので上記1〜3のリスクはOneに比べ大幅に軽減されると思われます。
また、Oneを購入して、一つ思っていたのと違うことがありました。それは、ガジェットとiPhoneはBluetoothでつながっていても、即時データがiPhoneに届くわけではなく、iPhoneには母艦を通してデータが送られているという点でした。Flexでは、デバイスからiPhoneへ直接データが送られるようなので、Flex自体にディスプレイがないということは大したデメリットではないと思います(試してないので違っているかもしれません)。
現在、fitbitのウェブサイトではFlexが発売されたらメールで通知をもらうことができるようになっているいるので気になる方はぜひ登録してみてください(僕は、日本向けページができる前に登録していたにもかかわらず、通知がないままUSでFlex発売されていましたが…)。こうした小さなガジェットを紛失してしまいがちな(僕のような)タイプの方はFlexを、多機能がいいという方はOneを選ぶというのがひとつの基準になるのではないでしょうか。Flexが出たら購入しますので、その際はまたpostします。
本日の1曲 Journey「Don’t Stop Believing」
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