2016年三浦国際市民マラソン(ハーフ)に出走しました(反省ログ)

3年前、後輩から職場の同僚がエントリーしていた三浦国際市民ハーフマラソンに出走できなくなったので代わりに走りたい人いませんか?というFacebookでの呼びかけを受けて代走し、完走したレースに2年ぶりに参戦することにしました。レースは3月6日の日曜日です。

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前回のレースでは、アップダウンが多いという印象は強かったものの、海岸沿いの最後3kmくらいは(自分には珍しく)少し余裕をもってゴールできたという印象があり、2週間前に15kmを走った感触がよかったため、自己ベストを狙いつつ望んだレースでした。

結論から言うと、自己ベストを狙った目論見は完全に失敗し、ベストタイムから約10分遅れの1時間51分、しかも最後はヘロヘロで顔面蒼白のゴールとなりました。

このレースを振り返ってみると、そもそも自己ベストを狙うべきレースではなかったと思います。その理由を挙げると

  1. アップダウンが多く、脚に厳しい
  2. 参加者が多い割にコース幅が狭く、特にスタート後の数キロでスピードに乗れないこと

の2つに集約されるでしょう。

今回のレースの結果です。

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下の図で分かる通り、平坦な部分がほとんどなくアップダウンの繰り返しです。最高地点はスタートから5km、三浦霊園を上がりきったところでスタート地点からは80mほどの差があります。そこから海抜0mの城ヶ島に向かって下りをスピードに乗って走っていったのですが、PB狙いのためにちょっと無理しすぎたようで後半、脚が攣る気配をだましだまし走ることになってしまいました。

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そして、今回のハーフ出走者は約4600人、その10分前にスタートした10kmの部には約3600人が走っています。全体的に道路が広くないので、集団がバラけるのに時間がかかり最初の3kmくらいが6分台~5分後半でしか走れません。そして、3kmあたりから、10kmグループの後方に追いついてしまい、ハーフが右車線、10kmが左車線を走るようになり、集団の密度が減りません。その後すぐ三浦霊園の坂に入り、なかには歩き出す人も出てくるのでまた渋滞でペースダウンします。

僕のようにハーフでギリギリくらいしか持久力がなく、前半に4分台で走って後半はその貯金を活かしてなんとかスローダウンしないようにしてタイムを目指すタイプのランナーにはこのコースでタイムを狙うのは難しいでしょう。

もう1つ今回の敗因は、水分を摂り過ぎたことです。スタート前のアナウンスで(この三浦国際では、レースのかなり前からDJによる楽しいアナウンスがずっと放送されています)「今日は気温が高いので、水分を十分摂ってください!」と連呼されていたので、いつもあまり寄らないエイドでかなり水を飲んだところ、気持ちが悪く、カラダも重くなってしまい城ヶ島を過ぎたあたらりからスピードアップすることができませんでした。水分を採ることはもちろん必要ですが、あまり無理してもいけないんですね。

結果的に満足のいくレースではありませんでしたが、妻子の応援するゴールに走って帰ってこれたし、自分で感じていたほど終盤失速しなかったことを良しとしたいと思います。三浦半島をの海岸沿いからスタートし、真ん中の畑を抜けて先端の城ヶ島まで行って、漁港の脇を通ってまた海岸に帰ってくるというコースは自宅から1時間で参加できるハーフのレースでは最も開放感があると思いますので、次回挑戦する際は、あまり欲張らず、景色や走ること自体を楽しむことにします。

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