【読書メモ】接遇道(平林都著 大和書房)

怖いマナー講師?として有名な平林都が接遇のエッセンスを語った本。すでに続刊が出版されている。本書は1時間くらいで読める程度のボリュームだ。

マナーや接遇については、万人に共通したルールがあるわけでもないので、人によって「こだわり」が強く出る部分がある。その部分についてこだわりの理由が語られず、自分の基準から見て「そんなことないんじゃない」というものだと、著者の考え方全般について疑問を感じてしまう。

この本についていえば、僕自身、8割方肯定できるものであっても、「立ち上がったら必ずイスはテーブルの下にいれる」「後ろに手を組まない」が、『接遇道』という大仰なタイトルの本でトップで語られる内容のことなのか?とか、「少々お待ちください」と言われて「誰が待つか!」と言いたくもなります…といったくだりは疑問に感じるところだった。

率直な感想としては、接遇関係の本としてはかなりオーソドックスな内容のものだと思うし、1日研修で100万近い講師料をとる講師の秘密が詰まったというようなものではない。実際に彼女の研修で教わることが、ほぼこの本に書かれているような内容だとすると、彼女の凄さは知識やノウハウの部分ではなく、直接教えられて初めて伝わる「本気さ」「熱」といったところにあるのだろう。

本日の1曲 U2「Christmas Baby please come home」