東京ライフハック研究会Vol.12で目標達成と習慣化のテクニックを学んできました(その2)

東京ライフハック研究会vol.12の続きです。立花さんの講演の2本目の柱「目標設定」から始めます。(ここまでの流れはコチラをご覧ください)

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立花さんが強調されていたのが「目的と目標は違う」ということ。目標とは、"目的に沿った生き方の指針"と定義されていました。目標の典型的な例として挙げられたのが「大学受験」です。合格という目標しか持っていないと、入学したらバーンアウト(燃え尽き)して、有意義とは程遠い大学生活を送ることになります(あ、まさに僕だ)。

しかし、人生の目的を持っていれば、入学という(当面の)目標達成で燃え尽きることはなく、目的に沿って新たな目標設定をして前進することができるでしょう。目標達成のたびに燃え尽き、立ち止まらない(後退しない)ためには、目的と目標をセットで決めることが重要なのです。

ここまでのお話を聞いて、僕が感じたのは、人生の目的というのはゴール(到達点)というよりも、ライフスタイルに近いものなのかなということです。達成したら終わり、というのではなく、目的に沿って生きていくことが重要ではないでしょうか。

このあたりで、ちょっと分からなくなった箇所があって…途中から「目的」という言葉が消え、「最終目標」という単語が現れました。この最終目標という言葉が前述の「目的」と完全に同義なのか、あるいは別の意味を持つのか、あとで伺おうと思いつつ失念してしまいました。

目標設定の方法としてオススメされていたのは、長期的な目標を設定してからその実現に向けていつまでに何をすべきかを逆算していくやり方でした。一方で、そうした最終目標が見つからなければ走りながら考えるのもアリだとおっしゃいました。このあたりは、聞いている人の年齢や経験にもよると思いますが、僕くらいの年齢になると、どこに向かっているのか分からないのに走ることはなかなか難しいと思います。やっぱり、身軽でバイタリティあふれる若者だからこそ、どこへ向かうか分からないけどとりあえず走りだそう!という決断ができるのではないでしょう。オッサンは、しっかりゴールを決めて逆算していかないと迷走のツケが大きそうです。

また、目標を考える際は、1つに絞って始める、壮大な目標を立てない。小さな目標達成を繰り返し、達成グセをつける、の3つが効果的だとおっしゃいました。このあたりは、続く「習慣化」に大きく関わってきます。

最後のテーマが「習慣化」です。
「自己実現のための習慣化」とは、どうなりたいかを考え。そのためにすぐできる事を決め、その行動を継続することと言えるでしょう。ここで立花さんが強調されていたのが「変えるべきは意識でなく行動」ということです。何らかのきっかけで、意識=モチベーションを急に上げて始めたことはほとんど継続しません。モチベーションを高いレベルでキープすることを目指すのではなく、行動にフォーカスし、ムリをしないでできることのレベルを徐々に上げていくのがコツコツ継続のポイントなのです。

立花さんは、最もダメなのは、やろうと決めたことを続けられなかった罪悪感がセルフイメージに投影されて、自己肯定感を失ってしまうことだと続けられました。高く飛んで墜落するよりは、低く飛んで高度を上げるほうが安全だし、失敗した時のダメージも少ないわけですね。

「コツコツ継続することで最終的に事を為す」、反復練習=体育会系で、ライフハック・仕事術という視点で見ると、"そんなことを知りたいんじゃないよ"という人も多いかもしれませんが、実際にそれによって数年間で目標を次々と達成された立花さんがおっしゃると説得力が違います。成果を出すには時間がかかることを理解しておかなければなりません。ここで、ラーニングカーブやホメオスタシスについての簡単な説明もありました。

習慣化について、最後に「奥義」としてまとめられていたのは、「小さく始める」「時間を固定する」「仲間を作る」「記録する」「公開する」、そして「レベルを徐々に上げる」といったことでした。どれももっともなことです。東ラ研のように同じような目的で集まった集団は、仲間作りに最適だと思います。

最後に、定期的なレビューの重要性について、レビューをしないと結果が出ているのか、自分が進もうとしている方向に向かっているのかが分からなくなります。毎週、毎月、半年などタームは様々ですがレビューの時間を取ることはMUSTです。レビューの結果、結果が出ていないことについては、行動を変えるという軌道修正をしなければなりません。

立花さんの講演は以上で終了。続いてワークに移ります。続きは後日…

「ノマドワーカーという生き方」に触れて

今回はいつもの読書メモという形ではなく、本を読んで自分が考え直したことについて書いてみました。

著者の立花(@ttachi)さんのブログ「No Second Life」はアイコンがシャアだった頃から購読していて、ご本人のお話もNo Second Lifeセミナーにも出席した際などで直接伺ったことがあるので、3本柱で総合ブログを目指して始めたこと、優先順位を高くして更新に励んだことなどなど、既に知っていたこともありました。

しかし、それでも本書からは改めていろいろなことを学ぶことができました。特に、僕にとって衝撃的だったのは「夢と目標を具体的に管理する方法」でした。ガジェットやテクニックの話もなるほど~と思うことがいろいろありますが、本書のキモは「ノマドワーカーとしての生き方」ではなく、@ttachiさんが望んだ生き方が「ノマドワーカー」であり、自分が望む生き方をどう実現するかというところにあります。


photo credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/h-k-d/2877029132/">h.koppdelaney</a> via <a href="http://photopin.com">photo pin</a> <a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/2.0/">cc</a>

なりたい自分になるために

僕自身、この数年いろいろLifehack系の情報を収集しては試してを繰り返し、(近年の便利なクラウドツールのローンチもあり)タスク管理など仕事の効率はかなり向上したことを実感しています。しかし、効率化によって帰宅時間が多少早くなったとしても、自分の人生がよい方向に向かっているのかという点では相変わらずもやの中を歩いているような感覚が続いています。ブログにしても、以前の旅日記からなんとなく継続していたものの、コアになるものがなく、もちろん目標もミッションもありませんでした。

本書を読んで、数年前の@ttachiさんも、僕と同じように現状を変えたいともがいていたのですが、実際に変えることができたのは、夢→目標→日々のタスクという具体的な流れをつくり、それをしっかりやり抜いてきたからだということがよく理解できました。

まずは、夢、なりたい自分をはっきりイメージすることができなければ、今の自分が持っている迷走感は拭い去ることはできないのでしょう。

よく成功本で言われている「夢を紙に書き出すと数年後それが実現している」というフレーズに対して、「夢を紙に書いたけど実現しなかった」と多くの実践者(失敗者)と話すのを耳にしますが、@ttachiさんが言うとおり「夢を紙に書くだけでは十分ではない」のだと思います。

しかし、夢を紙に書き出すことすらしないで、夢が実現した人は宝くじに当たるくらいの確率でしか存在しないのではないでしょうか?

夢を書きだすのは、実現まで続く階段の第一歩で、何段登れば最上階に着くのか見えない階段を登り続けるためには@ttachiさんが行なってきたように、今日は何段登ったか、違う方向に進んでないかをレビューする仕組みと登り続ける強い気持ちが必要と改めて感じました。

まずは、第一歩=夢を具体的に書きだすことから始めてみます。

終わりに…11月3日に行われる那須塩原ハーフマラソンに@ttachiさんと一緒に走ります。たぶん、一緒なのはスタート直後くらいだと思いますが(笑)

本日の1曲 潘 恵子「フローネの夢」