西会津雪国体験ツアー(Day1)

西会津元気グリーンツーリズム協議会主催の「木造校舎でなつかし雪国ツアー」に参加。連れがリトアニアつながりで関わっていて、いろいろ話を聞いている西会津国際芸術村にも行けるという。夫婦で行ければよかったのだが、連れは妊娠8ヵ月で雪国に行くのはとても無理なので、一人で参加。とはいえ、芸術村第一期の招聘アーティストのキャスタス(Kestutis Lanauskas)も一緒だし、とても楽しみ。
ちなみに、キャスタスは、札幌で行われていた雪まつりの「国際雪像コンクール」でリトアニアチームの一員として参加し、見事優勝。そのメダルを持っての凱旋里帰り(?)なのだ。

さて、ツアーグループは小型バスで7:30上野駅出発。東北道から磐越道を通って西会津へ向かう。朝早かったので車中は半分くらい眠っていた。気がつくと、いつの間にかあたり一面が雪景色になっていて感激。磐越道に入ったところで事故渋滞に巻き込まれ、高速も通行止めとなったため磐梯熱海から下道に逃げる。あとちょっとで西会津なのに…しかし、冬の猪苗代湖を車窓から見ることができたのでよしとしよう。

1時半頃、西会津のロータスインに到着。ここで、面倒を見ていただく西会津町振興公社のスタッフの方々と顔合わせ、現地合流の方も入ってスケジュール説明の後、さっそくお昼を食べに西会津名物「味噌ラーメン」を食べに野沢の「えちご家」さんへ移動。知らなかったのだが、西会津は町おこしのB級グルメとして「味噌ラーメン」をPR中。B級グルメとして、既に札幌のイメージが強い「味噌ラーメン」で全国区になるのはちょっと難しい気がするが…ラーメンは甘味噌味でボリュームたっぷり。美味しかったし、しっかり温まった。


それから、旧新郷中学校の校舎を使った西会津国際芸術村へ移動。今年は例年の2倍の積雪ということもあって、町内どこも道路以外は1mくらいの積雪。雪国を冬に訪れたのは(スキー場を別にすれば)初めてかもしれない。見るもの全てが新鮮で美しい。






20分ほどで国際芸術村到着。木造校舎が雪景色にマッチしている。ここで「かんじき作り」体験。昔から使われている木製のものではなく、塩ビパイプをお湯で曲げて作る。もっとも、パイプを曲げるところまでは既に用意してくれていたので、パイプをつなげ、紐をかけるのが体験の中身。紐のかけ方を習いながらやるのだが、なかなかすんなりとはいかないものだ。20分ほど紐と格闘して完成、さっそく、新雪を歩いてみる。全く沈まないという訳ではないが、上から地面と垂直に足を落として接地面積をとってやるとズボッといくことはない。しばらく歩くとコツをつかんで、雪にはまることはなくなった。でも、スタッフとしている地元の若い人の話を聞くと、かんじきを使って歩いたことはないらしい(笑)。




この後、しばらく普通のソリや肥やし袋ソリ(肥料袋に藁のたばを突っ込んでそれを抱えるようにして滑る!)で遊んでから、小正月に行う行事である「歳の神」(いわゆるどんど焼き)を開始。


ちょっとしたキャンプファイヤー気分だが、ちゃんとお神酒を供え、年男が火をつけるなど、古来のしきたりも踏まえて開始。乾燥した藁はあっという間に炎の柱となり、紅蓮の炎が黒かった闇を群青色へと変えていく。かなりの迫力と熱で、皆2mくらい離れてお神酒をいただき、竹の先端に刺した餅を焼く。15分くらいで火はおさまり、焼けた餅を食べ、年男の胴上げをしてこの祭りは終了した。雪の降る極寒でも炎は力強く皆を温めてくれた.




歳の神が終わって、校舎へ戻ると宴の支度ができていて、参加者と村の方々との交流会(飲み会)がスタート。このあたりは、酒といえば日本酒という感じで、ビールから始まるという雰囲気もなく最初からにごり酒(ドブロク)を飲む(笑)。食事は、台所で調理班のおばさんたちがそばをゆで、天ぷらを揚げ、餅を出してくれる。山菜や漬物などどれも美味い。そして、酒が進む。もう少し、村の人たちと語りたかったという思いもあるが、満腹になって9時頃宴はお開きに。ごちそうさまでした。こういう場で、地元のお母さんたちが作った料理で地元の酒を飲むという機会は個人で作ろうと思っても難しいだろう。ある意味最高の贅沢といえるのかも。


食後はロータスインに戻って、ちょっと塩っぱい風呂に入って、サウナで酒をできるだけ抜いてコテージでの有志による二次会へ参加。ここでも、残ったドブロクをいろいろ試させてもらい、鹿肉も食べさせていただいた。参加メンバーも楽しい人が多く、和気あいあいと部屋飲みを楽しむ。が、ドブロクをあまり飲むと翌日大変なことになるよ、という連れの警告に従って12時に自室に戻って睡眠。明日、まともに起きられますよう…

本日の1曲 Morrissey「When Last I Spoke to Carol」