Day194 Sunny Day

久々の晴れ間だ[:おてんき:]
目覚ましなしで起きたらもう9時だったので急ぎ準備をして町へ出る。今日は郊外にあるサラディン城に行くのだ。一昨日読んだ情報ノートの記憶を頼りにミクロを探すが見つからず。ラタキアまで来ると(カタコトですら)英語を理解してくれる人を探すのは一苦労だ。
結局、一度宿に戻って行き方を確認して再出発。アル・ハッフェルというミクロターミナルまで歩き、そこでサラディン城行ミクロを探して乗る。30分以上乗ってもそれらしき城は見えず、とっくに通り過ぎているのでは?と不安になる。そして、他の乗客が全員降り、ドライバーがここから先、城までタクシーにするか?と聞いてくる。よかった、まだ先だったんだ。ハイエースをタクシー扱いにしたらいくらとられるか分かったもんではないのでお断りし、城までの道を聞きながら歩いていく[:汗:]
このあたりはもう田舎っぽい雰囲気で空気もいいし、歩くのも楽しい。サラディン城までは歩いて1時間ほど。城はすぐ近くまで見えないが、手前にビューポイントがある。クラック・ド。シュバリエは草原の丘に建つという感じだったが、サラディン城は森の上にある。シュバリエがラピュタならこちらはカリオストロという感じか。そういえば、宮崎さんという人は城マニアなのだろうか?カリオストロにラピュタ、さらにハウルと3作もタイトルに「城」を使っている。それ以外の作品でも(「ナウシカ」、「もののけ姫」など)城が出てくるものは多い。
さて、サラディン城であるが、クラック・ド。シュバリエと比べると崩れている部分が多く、だいぶ遺跡化している。12〜13世紀の建物だから当然だろう。標高は約500m、この辺まで来ると風が冷たく、海岸の町ラタキアとは違う山の風だなぁと感じる。少し先の山近辺は雪で白くなっている。1時間ほど回って城を出ると、受付のおっちゃんがピザをくれた。食べながら少し話していると、ラジオを聞いていたおっちゃんが「クウェートのスルタンが死んだ。77歳だと、まぁ十分だよな。」と言う。クウェートの王様かぁ、想像を絶するくらいの金持ちだろうなぁ、しかも自分の努力でもない「石油」のおかげで…と考えてしまう。昨日、宿の兄ちゃんと話していたら「石油」という資源はアラーがこの辺りの国々に与えたものという考えらしい。「日本にはおいしい水がでるだろ、それと同じだ。それをアメリカが勝手に持っていったらお前たちだって怒るだろ。」と言っていた。
ピザのお金を払おうとするが、おっちゃんは頑として受け取らないので、お礼を言って帰る。パキスタンやバングラデシュでもムスリムにおごられることは多いが、たいていはお茶や食事なのでおごってくれた人と一緒にしゃべったりすることになる。この場合、外国人をもてなすと同時にちょっと話をしてみようという好奇心が入っているようだが、シリア人の場合、いつのまにかバス代を払っていてくれたり、おごってくれても特に何を話すでもないことが多く、ちょっとタイプが違うように思う。

また歩いてハッフェの町まで戻り、ミクロでラタキアに向う。着いたらもう4時近くで夕日になりつつあったので地中海を見に海岸まで行ってみる。しかし、この町からの海沿いはずっと港になっていてフェンス越しのコンテナや船しか見えない。かなり残念[:ぶー:]
数年振りの地中海なのに…

ここから宿に戻るとき、交差点で地図を見ていたらシリアギャルに声をかけられたので宿までの道を聞いてみる。が、彼女はアラビア語しか話せなかった。それでも行き先を告げると近くまで案内してくれた。やっぱり人のいい国にいるとそれだけで気分が落ち着くし、国全体の印象がよくなるものだ。
ずっとサンドイッチだったので今日は魚料理でも食べようと思ったのだが、近くに店がなく、けっこう高いというのであっさり断念。代わりにチキン半分+ポテトフライ(95SP)&ワインの夕食。隣のトルコでは鳥フルーが流行っているらしい。が、フルーが怖くてチキンが食えるか!鳥フルーが流行ってくれたほうがチキンが安くなるのでありがたい。

本日の1曲 Sheryl Crow「My Favorite Mistake」

↓サラディーン城

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