Day135 パキスタン流?

昨日現れなかった政府の視察が今日になるという連絡があったので、今日も残りのテントを立てるために日パ旅行社から2人のスタッフをお借りしていく[:工具:]
現場に着くと、どこから場所を聞いたかハングライ村から下りてきたじいちゃんが来ていて、泊っていたローカルスタッフにここへ入れてもらえないかと話していた。よく話を聞くと、アボタバードのアユーブホスピタルで紹介されたという。しかし、ここの場所までは言ってないはずだが…パキスタンの口コミ情報網はすごいものがある。気の毒だがまだ受け入れ態勢が整っていないので、名前と家族の人数だけ聞いて来週以降また来てくださいとお願いする。
昨日来たタンドールの職人は既に作業を始めており、地面を掘ってそこに釜を置き位置を調整したりしている。そっちの対応は主にワカールにまかせ、僕はテント張りを進める。ローカルスタッフが昨日裏返しに立ててしまった分を直している間に地面にロープを張って直線を引き、それを石灰でなぞってラインを引く。そのうえにポールを立てテントが一直線に並ぶよう指示をするのだが張り綱を張っているうちにいつの間にかポールの位置がずれてしまう。人数が少ないため自分も作業に加わってしまうので、そういった細かいところまで見ることは難しい。気がつくとで一直線どころではなく、でこぼこなテント列になっていた[:ムニョムニョ:]
昼までに3本のライン引きを済ませ、8張のテントを立て終わった。タンドール職人は煙突を付けたり、ブロックと泥でタンドールの壷を埋めたりしている。2時頃にスタッフと食事に行って、午後も引き続きテント張りを続ける。6張張って4時過ぎに作業終了とする。それからしばらく視察団を待つが、結局今日も現れずじまい[:怒り:]
どうなっていることやら…パキスタンタイムで仕事をしているとはいえ2日現れないとはひどい話だ[:ポロリ:]
5時過ぎ、暗くなってきたので帰ろうとワカ−ルに言うと、本日分の給料200Rs を職人に払ってくれと言うので、本日分ってどういうことだ?昨日の話では作業は1日あればできると言ってたじゃないか?作業が終わった時点で約束した金額を払うんじゃないのか?とちょっと厳しい口調で言う。
すると、パキスタンでは…などと言い訳するので、1日でできる仕事に2日かかって、もらえる金まで増えるってどういうことだ?予定通りに仕事が終わったほうが給料が低いなんておかしいだろ?と突っ込む。いくらなんでもこれはパキスタン流というだけでは納得できない。結局、今日は丸1日作業していたので200Rs払い、明日は半日分の100Rsということで話をつけさせた[:汗:]  

本日の1曲 Kinki Kids「キミは泣いてツヨくなる」

↓ただいまテント設営中

コメント

  1. Yuko より:

     お久しぶりです、こんにちは。
    テント村のスタッフのお仕事、お疲れ様です。きむかつさんがこれまで培ってきたもの、このパキスタン支援にいかんなく発揮されているのでは、と想像します。
     督永さんは、もう日本におられるのでしょうか?27日の報告会、さっそく聞きに行こうと思います。
     ところで、テント村のボランティアは1ヶ月単位ではないと厳しいでしょうか?

  2. きむかつ より:

    お久しぶりです。
    ボランティアの件、詳細連絡してなくてゴメンナサイ。
    長い方がありがたいですが、1ヶ月単位じゃなくても構いませんよ。
    別途メールしますね。