Day338 遺跡独り占め

今日はジャングルの中にあるというメディリギリヤ遺跡に行ってみる。キャンディのツーリストインフォではポロンナルワから直行バスがあると言っていたが、どうやらそんなものはないらしく数人に聞いたところ「ヒンゴラゴダ」というところで乗換えろということで一致したのだが、この町がどこにあるのか地図に載っていないのでよく分からない。ポリスのオヤジは10km先だというので、ハバラナ方面に行くバスに乗れば大丈夫だろう。しかし、こういう田舎町に来ると英語の通用度はかなり低くなり商店の看板もシンハラ語表記だけのものが多くなる[:ふぅ〜ん:]
さて、バスに乗ってしばらくすると兄ちゃんが運賃を集めにやって来た。「ヒンゴラゴダ」というと、20Rsというので「Too much for Only10km」と文句を言ったら金を取らずに行ってしまった。ずっと気をつけて外を見ているのだがそれらしき町もジャンクションも見つからないままミリニヤまで来てしまったので、とりあえずここのジャンクションで下りて(結局無銭乗車)、新たに情報収集。このジャンクションから北へ行くバスがメディギリヤに行くらしいので、再びバスを待つ。10分後やって来たバスに行先を聞くとメディギリヤではなかったが「メディギリヤに行くなら乗れ」というので乗車。5kmほど進んだら終点で小さなバスターミナルに入っていった。実はこここそヒンゴラゴダの町で、前に乗ったバスもここ止まりだったのだ。20Rsという運賃もぼったくりではなかったので、ちょっと後悔。バススタンドでメディギリヤ行バスを教えてもらい乗り込む。あまりバスを乗り継いでここの遺跡を訪れる人もいないようでかなりの視線を感じる。メディギリヤまではさらに15kmの道のりだ。この辺りは再び熱帯雨林になっており、道沿いに流れる水路では人々が泳いだり、体や衣服を洗ったりという生活風景が繰り広げられ、あきることのない30分だった[:グッド:]
メディギリヤの町から遺跡まではさらに3kmあるようだ。ここでは遺跡(Ruins)といっても通じず、Vatadage(ワタダーゲ)と呼ばれている。バスもあったが超満員だったので歩いていくことにした。この間ののんびりした田園風景も興味深いものでカワセミやサギなどの鳥にパパイヤやバナナなど熱帯の植物を楽しむことができた。途中でトラクター少年がヒッチさせてくれたので歩きは半分ですんだ。
さて、ようやくワタダーゲに到着。予想通り、閑散としており警備兵が2人に、管理人のオヤジが2人いるだけでビジターはゼロだった。広い遺跡ではないが独り占めというのは実に気持ちがいい。誰にも邪魔されることなく自分の精神をこの遺跡ができた時代へとタイムスリップさせ、当時の様子をイメージしてみる。風雨にさらされ今は輪郭もなくなってしまった仏像の前にはたくさんの供物が置かれ、石柱だけが残る建物には木でできた壁と屋根があって、その中には多くの僧侶や礼拝者がお経を唱えたりしている、そんな風景が頭に浮かんでくる。
この遺跡はワタダーゲという名前のとおり、ポロンナルワにあるワタダーゲとほぼ同じ造りの建造物と他に2つの寺院跡、1つのストゥーパがあるだけのものだが、保存状態はよく仏像を囲むように立つ石柱が空へ放たれるビームのように見える。1時間ほどのんびりと遺跡を楽しんでヒンゴラゴダへ戻る。ここで昼食を食べたのだが「カレー&ライスある?」というだけの英語すら通じない食堂ばかりで5軒もあたることになってしまった。小ぶりのパイナップルを15Rsで買って帰る。宿に着いたらもう4時。意外と時間と苦労がかかったが楽しい1日だった。

本日の1曲 中森明菜「トワイライト」

↓メディギリヤのワタダーゲ

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