献血150回達成

震災以降、首都圏の献血センターはかなり混雑しているようなので名古屋出張の帰りに献血をした。自分の献血回数を気にしたことはなかったが、終わって献血カードを受け取るとき150回になったので、と記念品をいただいた。こんなときなので、記念品代を震災寄付にでも回してくれたほうがありがたいのだが、そんなことを現場の人に言ってもしかたがないので、おとなしく記念品をいただいて帰った。


僕は、学生時代都庁近くのホテルでバイトしていたので、そのころはよく都庁の献血ルームで成分献血をしていた。そして、当時は成分献血1回で全血3回分としてカウントされる制度があったため、献血回数はどんどん増えていった。確か、まだ学生のときに献血100回の功労盾?が日赤から届いて驚いた記憶がある。

しかし、その後、イギリスでクロイツフェルト・ヤコブ病が発症したことに伴い、1980年から1996年の間にイギリスに1日でも滞在していた人は献血ができないというルールができてしまい、1992年に1週間ほどイギリスを旅していた僕は強制的に献血から遠ざけられてしまった。そのルールが改正されたのが昨年の1月。 そこから僕の献血は再出発し、いつの間にやら150回になったというわけだ。おそらくルール改正までの5年がなかったらもう200回にはなっていたのではないか。

さて、帰宅して、記念品を開けてみると「」だった。


100回の記念品からだいぶ経ってたので知らなかったのだが、現在の制度では
(1)献血10回に到達したとき
(2)献血30回に到達したとき
(3)献血50回に到達したとき
(4)献血50回到達者で以後50回毎に到達したとき  にこのガラス盃が贈られることになっているらしい。
このガラス盃、同封の説明書によると多田美波さんという作家のデザインらしい。こういう公の品に、アート系のものが使われることがあるんだな…職業柄?日赤や厚労省の上層部に関係者がいて、コレにしろなんて話があったのでは、と勘ぐってしまう。

記念品が献血のモチベーションになっている人もいるのだろうか?個人的には、記念品なんか出さなくてもいいんじゃないかって思うけどね。

本日の1曲 戸田惠子「コスモスに君と」

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