革靴がキュッキュッと音を出すようになった原因と対処法

約1年前に購入したリーガルの革靴の右足だけがキュッキュッと音を出すようになってしまっいました。音が気になりだして初めの数日は、かかと部分が当たって擦れる音が出ているのだろうとあまり気にせずに履いていたのですが、しばらくたっても音が消える気配はなく、だんだん他の人にも聞こえているだろうな〜と気になるようになったので、リーガルの販売店に行って原因と対応を聞いてみました。
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photo credit: TrinitySquared Leather and Wood via photopin (license)

リーガルでは

リーガルの店員が言うには、店では原因を調べることができないので預かって調査をしなければならないとのこと。問題の音がなる靴を履いてきていて、替えの靴を持ってきているわけでもないので何もできずに帰りました。
たまたま2つの店舗が近くにあったので、2店舗で同じ話をしましたが、店員の対応は等しく全く靴を見ようという様子もなく、しかたないですね〜という感じでした。

靴修理の職人さんに聞いてみた

自宅の近くにある商店街に靴職人さんがやっている修理の店があり、以前、革のカバンを修理してもらったことがあったので音鳴りについて相談してみました。
職人さんによると、音鳴りの原因は靴底(ソール)にあるそうです。ソールは、接地面と足が触れる面とが糊づけされているのですが、その糊がはがれて靴底の上と下が一緒の動きをしなくなることで擦れて音が出るのだそうです。
原因としては、雨で靴底が濡れて糊がはがれてしまうことが多いようで、ゴム底より革底の靴で起こりやすいとのことでした。

修理できるのか?

「修理するといくらくらいですか?」と尋ねると、オールソール交換(靴底全取り替え)になるので、数万円レベルになってしまうとのことでした。リーガルの店舗での対応を話してみると、ああいう大量生産のメーカーでは直す気はないですよ、修理店によっては液体糊を注入したりして「修理しました」というところもあるようですが、もとに戻るのは時間の問題です。そんなことは分かっていて数千円とって適当な修理をする店も多いみたいですね、との回答でした。

まとめ

僕の靴は2万円以下のモノなので、オールソール交換なんかやっても全く割にあいません。泣く泣くその靴は諦めることにしました。
残念ですが、よほど高価な靴でなければ音鳴りがしたらもう処分するか、音が鳴ってもいいようなところで履くしかないようです。

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