12月20日に代休をとって朝イチでSTAR WARS「スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。たまたまFacebookを開いたら4年前に「フォースの覚醒」を観ましたというpostが出てきて、この4年間2年おきにこのシリーズを観る以外(「ローグ・ワン」も観た)映画を観ていないなぁと再認識。これでシリーズが終わったら、次に映画を観るのはいつになるのだろう…「シン・ウルトラマン」かなぁ。
さて、「スカイウォーカーの夜明け」ですが、前作「最後のジェダイ」で、”何でもアリ”路線に吹っ切れてしまったので、ジェダイの超人化とか、死者が幻影(メモリー)として存在感を発揮してしまうとか、本作もそういう部分はありましたが、様々な「つながり」をうまくまとめ、壮大なシリーズを完結させることに成功し、旧シリーズへのオマージュも随所に感じられる作品でした。前作を見た後に感じたモヤモヤ感はなかったです。
監督のJ・J・エイブラムスは、素晴らしい仕事をしたと思いますし、レイ役のデイジー・リドリーは、全編にわたりキリッとした表情で自分の宿命に悩まされるキャラクターを見事に演じつつ、何度か見せた緊張から解き放された笑顔がとても素敵でした。
今回、特に強く感じたのが「つながり」と「音」でした。今回のトリロジーを始めるにあたりキャラクターを作った時点で、カイロ・レン、ルーク&レイア・スカイウォーカー、皇帝パルパティーン、レイのつながり=関係は決まっていたのだと思います(スノークの扱いは決まっていなかったように思いますが…)。その上で、カイロ・レンがレイを強く求める理由や皇帝が3作目にして復活した理由が明らかにされていきます。あぁ、こういうつながりがあったからこうだったのか…と本作を観ながらも過去の作品に遡って納得していました。
もう1つの「音」ですが、メインタイトルの音楽はもちろんのこと、ライトセーバーを出す時の音、ミレニアム・ファルコンがハイパースペースに突っ込む時の音、ストームトルーパーの足音、銃撃戦の音などなど、出てくるキャラクターは変わっても、音が変わらないことでSTAR WARSというシリーズを観ているという軸があることを感じました。
自分の中にシリーズを観終えた感覚が残っているうちに感想を書いてみました。前2作を観ていない人は、ストリーミングやDVDレンタルしてからぜひ劇場へ足を運んでください。
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