8時過ぎに宿を出る。幸い検問は準備中だったが一応そこを越えて公安から見えないところでヒッチ開始。今日は車を待って15分、2台目のトラックがあっさりヒッチOKしてくれた。幸先のいいスタートだ。行先は60km先の桑桑だが少しでも先へ進む以外にアリへ着く道はない。
昨夜の雨で道はぬかるんでおり川を3回渡らなければならなかった。途中で横転したトラックもあり、この先の道路状況が不安になってくる。3回目の峠を越え平野に下りたところが桑桑の村だ。10時20分には到着。今日は朝から小雨まじりの天気で肌寒い。ドライバーにヒッチ代20元を渡し、次の車を探しに村の出口へ向かう。と、サガ行のバスが止まってるではないか！今日はなんてついているんだろう。
バスが発車しないよう走って行ってみると
修理中[:しょんぼり:]
このバスは昨夜カガの宿から見えたやつだったんだ…
とりあえず乗せてくれるようなので修理が終わるまで食事に行く。戻ってみてもまだ修理が終わる気配はない。一緒に出発を待つバスの乗客は全員チベタンのようで、中国語が話せない人もかなりいるようだ。
あとはひたすら修理が終わるのを待つだけ。昼過ぎに部品を交換したようだったので2時頃には出るかな、と思っていたが甘かった。結局6時過ぎまで都合7時間半出発を待ったが、ドライバーが今日は無理だとギブアップ宣言。やむなく招待所（10元）を探して宿泊。もらったお湯が濁っていたので、水を買いにいったらミネラルウォーター（500ml）が4元だった。西チベットは物価が高いというがいくらなんでもこれはボリじゃないか？？？
スタートはよかったが、その後がさえない1日だった。
今日の移動距離…60km
今日の（修理）待ち時間…7時間半
本日の1曲 井上陽水「とまどうペリカン」
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