Day79 トンガル村再び

今日もいい天気だ。トンガルは標高2800mあるが昨夜は寒さを感じることもなくぐっすり眠ることができた[:ラッキー:]
ここでは植林地に施肥を行うことになっている。持ってきた化学肥料と村の堆肥を木の根元に撒いていく作業だ。
朝食後、以前来たときにもあった村のAさんが小屋にやってくる。彼の話では村人はこの時期収穫作業で忙しいので手伝いすることはできない、堆肥を与える作業は農繁期が終わったら自分たちで行うということだった。ということで、我々だけで化学肥料のみ施肥することに予定変更[:ポロリ:]
この辺りはスカルドゥより気温が低いので秋の訪れが早い。ちょうど紅葉が始まったくらいだ。少し黄色く色づいた葉もあれば、既に葉を落としてしまった木もある。植林地は結構な広さだが肥料を一掴み木の周辺へ撒くだけの作業なので昼頃にはあっけなく終了してしまった[:拍手:]
昼食にプラウを食べ、食後しばらくパキスタンの双六みたいなボードゲームをして過ごす。3時頃、小屋を出て一段高いところにあるトンガルの村へ上がって行く。村の様子は依然来たときとあまり変わっていない。村人代表とのミーティングがあったので同席し、お茶をごちそうになる。ミーティングが終わって外へ出ると見覚えのある子供たちがいてまた写真をせがまれることになった。
外ではちょうど刈り終わった麦の束を山ほど背負った村人が村と畑の間を行き来している。働いているのは主に女性と子供。トンガル村の男性はこの近辺の村でも特に働かないらしい(笑)。ブラルドの女性は普通小さなつばのある赤い帽子をかぶり、その上にショールを羽織っている。皆とてもシャイでたいていの女性は物陰からこっちを遠めに眺めているだけ。フンザのように女子高生から写真を撮ってとせがまれることなど考えられない[:悲しい:]
夕方、小屋に戻って夕食。ヌードルだったがパキスタン人は麺をほぐしたうえヘナヘナになるまでゆでるのが好きなので日本人とは好みが全く合わない。食後は再びボードゲーム。サイコロの目がなかなかでないとフラストレーションがたまる[:モゴモゴ:]

本日の1曲 LOVE PSYCHEDELICO「Moonly」

↓トンガル村の子供たち

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