Day125 工事開始

この数日間でどんどん人がいなくなり、食卓が寂しい。あまり外にも行かないのでちょっと太ってきたかもしれない。気をつけなくては[:たらーっ:]
イードの週が明けて、パキスタンもようやく今日から普通の生活に戻るはずだ。テント村敷地でトイレ設置作業を始めるのでワカールと一緒に彼のバイクで現場へ向かう。エンジニアのファハルさんが来るのを待って、彼に簡単にスケジュールを説明してもらってから作業開始。まずは敷地の計測をして設置場所を決め、図面通りに石灰で地面にマーキングをする。それから地元の男たちを数人雇い、穴を掘り始める。並行して僕とワカールはテントと敷地の横幅を測っておく。オフィスに帰ってこれを基準に配置図を見直しておいたほうがいいだろう。
作業は流れ始めたようなので、後はファハルさんとアシスタントに任せワカールと一緒にローティー、ナンを焼くタンドール(釜)を探すべくピンディへ移動。バイクなのでごちゃごちゃした裏道を抜けていくことができる。ワカール曰く、この通りはナンパが多いという。イスラム国パキスタンでナンパができるとは知らなかった。さすがに声をかけて(飲みに行けるわけでもないし)そのままついて来る女性はいないらしく、電話番号を渡して後で連絡してデートするのが一般的だと言っていた。ノーザンエリアの田舎町や保守的なペシャワールとイスラマバードのリッチな若者では同じ国民とは思えないほど慣習や考え方が違っている。イスラム国家であっても若い世代を中心に急速に西洋化が進んでいるのだ。イランも5年前とはだいぶ変わっているのだろうか?
ピンディの店では専らワカールが話をし、僕はたまに訳してもらって話についていく程度。とりあえず、見積りを出してもらって夕方FAXをもらうということで本日の仕事は終了。オフィスでテント配置図を作り直したら、当初の見込より2列ほど余分にテントを設置することができそうだと分かった。余裕があれば収容人数ももう少し増やすこてになるかもしれない。

テントも到着したし、トイレ設置作業も始まったのでいよいよ後戻りはできない段階まで来たなぁという気持ちだ。頑張ろう[:モグモグ:]

本日の1曲 STING「Children’s Crusade」

↓車に乗り込んで遊ぶ子供たち

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