Day153 話が通らない…

昨夜、バタグラム、アライから6家族を受け入れてほしいという電話を受け「夜は準備ができないので明朝にしてほしい」と伝えていたので、準備のため早起きして7時半にテント村へ向かう。スタッフと一緒に6家族がいつ来てもいいように準備をして待っていると9時過ぎに昨日電話をくれたおっちゃんの弟という人が一人で現れた。


一人ってどういうこと???

改めて話を聞くと、バタグラム、アライから降りてきたいという6家族はまだ村にいて今はその代表3人がここへ向っている状況だという。そして、彼らが現場を見てから移住するかどうかを決めるという。全然話が違う[:モゴモゴ:]
誰のために早朝からあわてて準備してるんだ!と怒鳴ってやろうかと思った。話を聞いた感じではこのおっちゃんは被災者家族と面識もなさそうだし、ちょっとおかしい。とりあえずおっちゃんに施設を案内してこの場は終了。

…そしてこの後も何の連絡もなかった。[:ぶー:]

午前中は電気工事が引き続き進み、オフィステントにも電気とコンセントを引いてもらう。これで現場でも一応PCが使える状況にはなった[:ひらめき:]
お昼前に近々帰国される予定のJICA青年海外協力隊員の方々から不要になった服や食器、文房具などたくさんご提供いただいた。ありがとうございます。
まだ、住民の顔もほとんど分からずバタバタしている状況で来客も多かったので忙しい午前中だった。昼過ぎにオフィスへ戻り、大型のごみ箱を運ぶついでに昼食をとっていたらまたテント村のスタッフから電話が入り、今度はスタッフの友人の紹介だというカシミーリが来ていて待っているという。今入っているバラコット周辺の住民から見るとカシミーリは異国人的みたいな存在で、しかも「信用できない連中」という評判が強い。カシミーリなんか入れるなとはっきり言う者もいるくらいなので困ってしまう[:ムニョムニョ:]
食事も適当に済ませテント村に戻り、待っていたおっちゃん3人に話を聞くと、家もなくなったのでとりあえずピンディに降りてきて何日間かホテルの一室で12人家族が過ごしているという。状況は厳しそうだし紹介だから仕方がないという面もあり、とりあえず一時滞在扱いとしてテントが空いている間滞在してもいいということにする。
日暮れころ家族12人を乗せたタクシーが到着。朝、別の家族用に用意していたセットが使えたので対応は意外と楽だった。しばらくの間とはいえ、うまくやってほしいものだ。

本日の1曲 Ritchie Sambora「Rosie」

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