7月7日 緊急入院…

8時過ぎに目がさめるが何だか腹部に圧迫感があり、食欲も全くない[:ムニョムニョ:]
ちょっと様子がおかしいのでもう少し横になって状況を見守ることにする。
一眠りすればよくなるだろうと思っていたのだが、圧迫感は痛みに変わり眠ることもできない。10時過ぎに便が出たが下痢でもないし出した後も痛みは治まらない。むしろだんだん痛みが増してくる。こりゃただの消化器系腹痛ではないなと見当をつけ、どうしたものかと回らない頭で考える。
救急車を呼ぶのもちょっと抵抗あるし、かかりつけの医者もいないので近くの検査設備のある大病院[:病院:]に電話して緊急で診てもらえないか聞いてみる。通常、午前の外来は終了している時間だったが診てくれるというのですぐ身支度をして原付で病院へ[:ジョギング:]
受付を済ませ指示通り内科へ行く。待合室にはゲッ[:びっくり:]と思うくらい人がいて倒れてしまいそうだったが踏ん張って内科の受付を済ませて順番を待つ。その間に検温、血圧測定。熱はなく、血圧もいつものように低い。痛みは波のように強くなったり弱くなったりしながらも休みなく押し寄せてくる。さらに吐き気も催してきて待っている間にトイレで吐く。昨夜から何も食べていないのできれいなグリーンの胃液しか出ない[:ふぅ〜ん:]
30分ほどして名前が呼ばれ診察を受ける。触診の結果、血液、X線に加え生まれて初めてのCTスキャンも受けることになった。
検査を終え、再び待つこと1時間。待合室にいる大勢の人の中で苦悶の表情を浮かべているのは僕一人ではないだろうか…心の中で

痛くない奴はあさって来やがれ」と叫ぶ。

ようやく2回目の診断。どうやら盲腸(虫垂炎)の可能性が高いということだった[:ポロリ:]
ということで内科から外科へ回される。幸い、外科ではあまり待たされることなく診察を受けることができた。所見はやはり急性虫垂炎だろうとのこと。抗生物質で抑える手段もあるが、手術して切除したほうが確実だというので手術の方向で進めてもらう。手術となるとまた別の検査がいろいろ必要らしく、フラフラの状態で再び採血、心電図等の検査を受ける。
3時に執刀医から状況や手術内容について長々と説明を受けるが、正直なところ自分は痛みで聞いているどころではなかった。続いて麻酔科の先生からも説明を受け、4時に手術着に着替え、点滴を刺し、車椅子に乗せられて手術室へ。あれよあれよの急展開で病院に来てから5時間も経たないうちにオペとなってしまった[:汗:]
もちろん手術は生まれて初めての経験、ちょっと緊張。手術室はドラマで見るのと同じような感じ、手術台の幅が狭いので落ちるんじゃないかと心配になる[:たらーっ:]
全身麻酔だったので、酸素マスクを当てられているうちにだんだん意識が遠くなり、気がついたらもう手術は終わっていた…そのまま病室へ運ばれ朦朧としたまま再び眠りに落ちた。
なんだか奇妙な夢を見ているような2006年の七夕だった。

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