医療費ってこんなに…

先日、新聞に2007年度の医療費について記事が出ていた。

総額はなんと

33兆4000億円
(前年度比3・1%増)[:びっくり:]

国家予算の約4割にも上る金額が医療に使われている計算になる。これって、ほぼ所得税、法人税、消費税の合計額に近い。もちろん個人の負担分もあるが、税金払ったものの大半が医療費に使われているということか[:冷や汗:]

さらに、記事によると、「前年度から約1兆円増加した分のうち、70歳以上の高齢者の医療費が約7500億円を占めた。
高齢者の医療費は前年度比5・4%増の14兆5000億円で、医療費全体の43・4%を占めた。1人当たり医療費は前年度比3・1%増の26万2000円。70歳未満は同1・5%増の16万1000円だったのに対し、70歳以上は同2%増の75万7000円だった。」このペースだと再来年あたりには高齢者の医療費が全体の半分に達するんじゃないだろうか…

70歳を区切りにして一人当たり医療費が5倍近く差があるのだから、高齢者医療費の対策がキーポイントになるのは間違いないし、後期高齢者医療制度の改正などで国庫の負担割合を減らさないことには、成り立たなくなるのは目に見えているのだが、負担割合以前の問題として、もっと医療費そのものの削減ができないものだろうか?

医師会という巨大なDonatorが自民党のバックにいるためにそこにメスを入れられないのだとしたら、政権交代によって真っ先に考えてほしい問題だと思った。

本日の1曲 NIN「The Four of Us are Dying」

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