金沢動物園

3連休の中日、最高のお出かけ日和だ。川崎市内でもちらほら桜の花を見られるようになった[:桜:]



こんな日に家で過ごすのはもったいないので、初めて金沢動物園に行ってみた。しかも、この3連休は開園感謝祭で入園料が無料。「3月17日に金沢動物園は27周年を迎えます」というアナウンスだったので、おそらく毎年この時期は無料になるのではないだろうか[:グッド:]
混雑は覚悟していたが、予想通りの人出。子供連れだらけでうっとうしいがしかたがない[:ムニョムニョ:]
この動物園は草食動物しかおらず、一番の目玉はコアラらしい。お昼前に入園し、アメリカ区からユーラシア区、オセアニア区へと廻る。動物の種類もズーラシアと比べると少なく、動物と動物の間隔が広く感じる。そして、(動物にとってはいいことなのだろうが)動物の数が少ない割には展示エリア(動物のいるスペース)が広いため、日陰で寝そべっている動物を遠目に見る、といった場所が多かった。おかげで、ほとんど見せられるような写真も撮れず[:ポロリ:]
クロサイやベアードバク、ガウルなど貴重な動物もいるのだが、なんとなく地味な感じ。あまり珍しい動物ではないが、印象に残ったのはゾウ。2頭のインドゾウはとても仲良く、サービス精神も旺盛[:拍手:]



ゾウの糞の展示もあった。これはニスで固めてあり、「触ってもいい」と書いてあるのに、誰も手を触れようとしない。手にとって匂いを嗅いでみたが、うっすら草の匂いがするだけだった。ゾウは食物をほとんど消化せず、ただすりつぶした草が出てくるだけのようだ。



また、このオスのゾウ(名前は奇しくもウチの犬と同じボン…ウチのボンはメスなんですが)がある日メスのヨーコを追っかけていて尻をつついたら牙が折れたというエピソードが監視カメラの画像入りで載せてありました。ボン、一生の不覚だろうなぁ[:たらーっ:]



そして、人気者のコアラ館へ。コアラは夜行性で1日17時間以上眠っているというなんともうらやましい動物なので、どうせ動いている姿は見られないと思っていた。
しかし、13時30分、エサのユーカリを交換するタイミングに合わせて行ってみると、ちゃんと動く2頭のコアラを見ることができた[:ラッキー:]
それを囲む人だかりは200人以上いただろうか…当然写真も撮れず。動くコアラはローブを着せたらマスター・ヨーダになれそうだ。
コアラ館の前で持参した弁当を食べる。周囲を見まわすと、けっこうインスタントラーメンを食べている子供連れ家族が多くて驚いた[:びっくり:]
市販の弁当や惣菜を食べている家庭も多く、ちゃんと弁当を作ってきているのは少数派みたい。よく世の中の奥さん連中はこんな手抜き料理で離婚されないもんだな…


信ジラレナーイ

食後、見学再開。ここのカンガルーには1頭アルビノがいた。オスだけど名前はルビー、性別を判別する前に名づけられてしまったのか…



オセアニア区を終えると残すはアフリカ区。アフリカは野生動物の宝庫なのだが、この動物園のアフリカ区にはあまり動物がいない。しかも、10日ほど前に貴重なケニアボンゴが死んでしまったので、現在5種類しかいない。(しかも、その中にはロバとペリカンが含まれる)

約2時間の見学を終えて円海山側出口から退場し、そのまま横浜自然観察の森へのハイキングコースを歩いてみる。意外と歩く人は多く、トレイルランナーにも数人すれ違った。途中にある大丸山は横浜市最高峰というが、その標高はわずか156m


なんと、ランドマークタワーの半分しかない[:モゴモゴ:]

横浜市は坂が多い割にはまともな山がなかったんだなぁ、と再認識。しかし、156mの山に登るのに息を切らしてしまった自分が情けない。7年前に6900mに登ったのが自分でも不思議だ。

30分ほどで自然観察の森を経て上郷森の家に到着。意外ときれいな施設で驚く。ま、料金もそれなりだったが…

3月末までは金沢動物園、自然観察の森、上郷森の家の3施設のスタンプラリーを実施しているが、用紙が在庫切れで置いてあったのが自然観察の森だけだった。トライする方は、ウェブサイトで印刷していくことをお勧めします。

本日の1曲
伊藤由奈「Trust You」

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