我が家のすぐ隣はガソリンスタンドだ。なので、ファンヒーター用の灯油はカートリッジをそのままてくてくとスタンドに持っていって灯油を入れてもらっていたのだが、先日、今シーズン初の給油に行ったところ、店員さんにこう言われた。
「消防の指導で今年から専用のポリタンク以外の容器には給油できなくなったんです。」
別にペットボトルやバケツに入れてって言ってるわけではなく、灯油を入れるカートリッジなのに…
しかし、この店員さんに文句を言っても気の毒なので、地元の消防局へ電話してみた。
「(上記やりとりを説明した上で)…なんで、灯油を入れるカートリッジに直接給油しちゃいけないんでしょうか?」
「(しばらくお待ち下さいと言われ、担当者か上司に理由を確認しに行っている様子)…専用タンク以外のものに給油した場合、運搬中に灯油が漏れることがあるので使用しないよう指導しています。」
どうやらある灯油タンクに不良品があって事故が起こったことがそのきっかけらしい。資料 通達は平成18年12月に出ているので、今年から適用というわけではなかったようだ。きっと、最近スタンドの経営が譲渡され、従業員も代ったから厳しくなったのだろう、と推察。
「でも、車を持っていない人は灯油タンク持ってガソリンスタンドに行くの大変だろうし、うちはスタンドの隣だから漏れに気づかないってことはないんですけど…」
「ガソリンスタンドまでの距離は関係ありません。」
役所相手に例外を認めさせる言質を取ろうとしてもムリだろう、とあきらめ
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「分かりました。じゃあ、セルフで入れます。」と言って電話を切る。
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日本の行政はいったん事故が起こると再発防止を最優先して一律に規制を強化するいい例でした。でも、利便性も考えていただきたいものだな。
本日の1曲 STING「Gabriel’s Message」
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