ブラジル戦

王者ブラジル相手に2点を取っての引き分け。正直、予想以上の結果だ[:拍手:]
前半初めの方は、なかなかボールを奪えずにどうなることかと思ったが、徐々に相手のスピード、攻め方に慣れてくるにつれ、攻撃の機会も増えてきた。後半は厳しめのチェックが効いてかなりボールが取れるようになってきたので、もう少し体力に余裕があったらもっと攻め上がることができたのではないかと思う。
この試合では奪ったボールをまずまずうまく攻撃に結びつけることができた。ただ、やはり早い球回しといえばブラジルのお株であり、そのスピード、精度は一枚も二枚も上だった。先日のW杯予選アルゼンチン戦では精彩を欠いたブラジルだったが、やはり攻撃に入ったときの迫力、攻撃陣の変幻自在な動きと正確なパスなど目を見張るものがある[:びっくり:]
ヒールパスの成功率なんかを見ると圧倒的にブラジルの方が高い。彼らを見ていると本当に後ろにも目があるんじゃないかと思えてくる。同じイメージを持って攻撃しているから味方の動きが読めるのだろう。日本もそういうところは最近ずっと良くなっているがまだうまくつながらないことも多い。
得点はミドルシュートとセットプレー。これは中村の個人技、彼はこういうところで点を取れるから外せない。中村はもちろん上手いんだけど、以前は球を持ちすぎて攻撃のペースが遅くなりがちだったり、スペースをくれる相手じゃないと働けなかったりしたが最近だいぶよくなったと思う[:グッド:]
なんだかうまくまとまらないけど、ギリシア戦に続きワールドクラスの相手にもいい戦いができる力があることを証明したことは間違いない。基本的なことだが、パスとトラップの精度がもっと増せばチャンスが増えるとともにインターセプトされての失点、失点されなくても全力で守備に戻って体力を消耗することを防げるようになるはず。個人個人が正確なプレーに磨きをかけてほしいなぁ[:サッカーボール:]

余談だが、ジーコの「加地の1点が入っていれば勝っていた」という監督らしからぬ(笑)悔しがり方がいかにも負けず嫌いのブラジル人らしくて面白かった[:ラッキー:]

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