他の国々から遅れること約40日。ようやく「スターウォーズ エピソードIII」を見ることができた。ここではあらすじは書かないので、安心して読んでください(笑)。以下、感想をずらずらと…
もちろんいつものように手に汗握る場面もたくさんあるのだが、全体を通していえば悲しい映画だった[:悲しい:]
EPIIIは第2話と第4話が先に放映されたドラマみたいなものだから、大雑把な展開は見る人だれもが分かっているのだが、それを「あぁこういうことが起こってアナキンが暗黒面に支配されていくのか〜」と、どう納得させてくれるのかという部分に関心がいくし、映画の評価もそこで決まるといっても過言ではないと思う。
そして本作は見事に成功している[:拍手:]
細かいところをつつけばアラもあるだろうが、僕は最初からダースベイダーが誕生するまでずっとひきこまれて見てしまった。かなり長い上映時間ではあるが、それでももう1回じっくり見たいと思うほどだ(ま、僕は(評判の決して良くなかった)EPIIでも十分いい映画だと思っていたので、きっと甘い観客だとは思うけど…)。
今までのSWシリーズと比べると、その特徴ともいえる「物語がいくつかの舞台で同時進行し、それを細かいシーン割で見せていく」手法が少なかったようだ。そして、そのため落ち着いて見られたような気がする。
アナキンを演じたヘイデン・クリステンセンは思った以上にいい芝居をしていた。徐々に表情に陰を感じさせていくあたりは、(メイクや撮影上の効果もあるだろうが)すごく上手かったと思う[:おはな:]
あと、チューバッカや最後にチラッとだけ現れるジャージャーなど、ファンを意識したオマケみたいな部分もいやらしくない程度に入っていた。登場人物だけでなく、セリフでもオビ=ワンがアナキンに「Be patient」と言う件など、EPIではお前が「Be patient」と言われてたじゃん、とニヤリとさせられる場面があってよくできていると感心。ホント、脚本はよく練られているよなぁ、一つ一つのセリフが、あぁここにつながるのかとウンウンと一人頷いてしまう。
新トリロジーではEPI,IIと散々叩かれてきたジョージ・ルーカスだが、これで名誉挽回だろう[:グッド:]
素晴らしい映画を作ってくれたことに感謝。
最後に
満足してるんだけど、やっぱりこれが最後と思うと残念
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