Day95 地震発生

祭日と金曜日が挟まったため時間がかかったが今日イランビザがおりるはずだ。ちょっと寝坊して8時過ぎ起床。部屋での朝食を終え、出発の準備をしていた8時45分頃

地震発生!

「あ、地震だ」と感じる程度の細かい振動が数秒続き、不安になって枕を引き寄せる。次の瞬間、揺れの幅が大きくなったのであわてて部屋を出て階段を下り、前の道路へ逃げる。他の部屋のパキスタン人も次々に道路へ出てきた。避難訓練にはない緊張感が皆の表情に窺える。階段を下りるときに「アラーム・セ(ゆっくり)」という声が聞こえた。なかなか冷静じゃん、パキスタニ。ちょっと感心[:グッド:]
幸い、外に出ている間に揺れはほぼおさまったので1分くらい待ってまた部屋へ戻る。道路では車も皆停車していたので運転していても感じるくらい揺れたのだろう。体感としては震度4くらいか…。やっぱり一人旅で遭う地震は怖さが違う。建物もレンガかコンクリートベースだから下敷きになったらおしまいだろうし…

さて、少し落ち着いてからバスでイラン大使館へ向かう。おととい取っておいた血液検査結果を提出して少し待つと、検査結果と一緒に銀行の振込用紙を渡された。以前トルコでイランビザを取ったときもビザ代は振込だった。面倒くさいなぁ[:ムニョムニョ:]
指定されたHabib Bankの場所は見当がついていたのでそこへ行って振込用紙を提出するが支店が違ったようで「Main Road」と言われ突っ返された。幹線道路まで出てその支店を探すが見つからない。商店の人に聞いたりしたがよく分からないらしい。道路沿いを適当に歩き探し回る。銀行の場所くらいちゃんと教えてくれればいいのに…[:ぶー:]
ある本屋の兄ちゃんが、銀行は分からないが支店名になっているエリアはバスで行かないと遠いよと教えてくれた。探していた銀行はペシャワール側へ1.5kmほど戻ったところにあった。ここで4050Rs(高い!)の振込を済ませレシートを持って領事館へ戻る。エアコンが気持ちいい。午後際訪問して受け取りかと思っていたが30分ほど待ったらシールビザの貼られたパスポートが返ってきた。これでイランビザを無事ゲット。以前のものとデザインが変わっていた[:見る:]
ペシャワールへ戻る前に近くにあるイスラミアカレッジを訪問。チャイナと言われるのも不愉快なので学生の視線を避けるようサングラスをしてキャンパスを歩く。静かでいい感じのキャンパスだ。ここを出てペシャワールの宿に戻る。
かなり歩いたので2時間ほど休み、3時頃再び旧市街へ行く。おととい行かなかったエリアを中心に歩き回る。キャラバンサライ跡であるゴールカトリとその周辺にある古い建築物はなかなかよかった。土曜日だからか前より人出が多いようだ。が、それも夕方までで薄暗くなりはじめるころ、店は閉まりはじめ道行く人の数もどんどん減っていく。旧市街で食事をとって帰ろうかとも思ったが日没後はバスの数もだいぶ少なくなるようなのでアザーンを聞きながら新市街へ戻りチャパティとパコラを買って帰る。
この後、夜も何度か余震が続き不安でなかなか寝付けなかった[:困惑:]

↓イスラミアカレッジ

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