Day143 もらい慣れ

今日は車の都合が悪く、現場へ行くのが遅くなってしまった。乗合バスで行くことにしたので、途中にあるスポーツコンプレックスへ寄ってみる。一昨日訪問したときに会えなかった責任者のカミール氏と会談。退院予定の患者で行き場がない人がいたら我々のテント村でも受け入れが可能です、という話をして入居に際してのルールと連絡先を渡してくる[:ラッキー:]
ついでにおととい写真を撮った人たち数人にできあがったプリントを渡すが、ある子は一目見ただけで何の反応もなく他の子に渡し、あるおばちゃんは1枚では飽きたらずもう1枚焼いてくれとしつこくせがんできた。ここは外国人の訪問も多いから写真をもらうことも当たり前になっているのか喜びの表情すら見せない。これが「もらい慣れ」の弊害なのだろうか。何をやっても「ありがとう」と言われることは少ないしそれを期待することもないが、ここまで反応が冷たいとさすがに不愉快な気分になる[:ポロリ:]
昼近くになって現場へ着くが、金曜という理由でボーリングの業者も来ていない。これだけ作業を遅らせておいて、それでも休むとはいい度胸だ。怒りの前に呆れてしまう[:ムニョムニョ:]
ローカルスタッフはイスラマバードのモスクへ行っているというので現場を離れるわけにもいかず、作業も特にないのでひたすら留守番。帰ってきたのはようやく4時半。おいおい5時間も留守にしないでくれよ。
オフィスへ戻ってくると、スポーツコンプレックスの受付嬢からテント村の場所について質問の電話があったという。これが相手側から来た初めての問い合わせだ。(実際、まだなんの進展もないのだが)それだけでも何となく1歩前進という気持ちになる[:グッド:]

本日の1曲 Van Halen「Jump」

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