Day302 マト外れ

昨夜の雨は上がっていたが、少し雲が多いので雨具を持って出かける。今日はマト・ゴンパスタクナ・ゴンパに行ってみる。マト行バスは9時発と聞いていたのでいつもより遅めにバスターミナルへ向かう。9時15分にマト行バス出発。マトはカルー行の幹線から外れているのでバスは最初から最後まで超満員だった。
10時半にマト到着、すぐ目の前にそびえるゴンパへ上がる。ここはラダックでは珍しいサキャ派のゴンパなので期待大だ(チベットにある数多くのゴンパの中でもサキャ・ゴンパはベスト3に入ると思う)。ゴンパの中庭に着くとやはりドゥカン(本堂)は閉まっている。ラマが出てきたのでドゥカンは開かないのか?と尋ねると、朝しか開かないという。続いてカギを持っていないかと尋ねると、カギを持ったラマが不在らしく開けられないという。せっかくここまで来たのに…
他のお堂は見られないのか?ゴンカンも閉まっているのか?などと聞くと、ゴンカンのカギはあるというので、ここを開けてもらう。どこのゴンカンも同じだが、ここも真っ暗。違うのは床に麦の粒が敷き詰められていることだ。仏像はなく、チャムのお面や宝剣が飾られている。カタがかけられている奥にはゴンポ(マハカーラ)像があるというが見ることはできない。お布施を置いてお参り終了[:ラッキー:]
残念だがマトゴンパを後にして下にあるギャンベー村のチョルテン群を経由してスタクナ・ゴンパへ向かうことにした。ゴンパから村へと下っていると雪が降り出した。さほど気温が低いとは思わなかったが、標高が高いので溶けずに降ってくるのだろう。幸い20分ほどで雪はやんで再び青空が顔を出した。ギャンベー村に大チョルテンと城跡があるとガイドブックに書いてあるのだが上から見たときも分からなかったし、村人も誰も知らないというのであきらめ、小チョルテン群を眺めながら5〜6km先に見えるスタクナ・ゴンパを目指す。このゴンパ間にちゃ

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