昨日、日本シリーズ第1戦が行われた。試合自体は終盤まで緊迫感のあるいい内容だったが、久々にTV観戦して気になったことが2つ。
1つは、イニング中に挿まれるCMの多さ。以前は野球中継でのCMというとイニング終了時+投手交代時だったが、この試合ではやたらとCMが流れていた。しかも、同じパチンコのCMの繰り返し[:ふぅ〜ん:]
もう1つは「新庄」、球界を代表する人気者・パフォーマーで視聴率アップのために彼をクローズアップしていくのは分かるが、日本シリーズはオールスターと違って日本一を決める真剣勝負の場、終盤リードされた場面で歯を見せながらレフト、ライトを集めてカメラを意識したパフォーマンスを行うのは見ていて不愉快だ[:ぶー:]
それを映しているテレビ局も、何も批判しない解説者にも呆れてしまう[:ノーノー:]
ま、結局、この2つとも野球中継が以前のように視聴率を取れなくなっているという現実、つまり野球人気の凋落を現しているのだろう。
(特に人口の多い関東、関西エリアで)視聴率が取れそうにないので、ほしいスポンサーが望ましい金額ではつかずパチンコのCMを大量に流さざるをえない。また、チーム本拠地が名古屋VS北海道でどうしても関東、関西エリアの人にとっては関心が薄くなりがち、そこで純粋にスポーツの感動を伝えるより、新庄人気にあやかったエンターテイメントに重心を置いた中継になる。だから新庄批判はタブーになってしまう。
こんなことを続けているとますます野球人気は落ちていくと思うのだが…テレビ局も球団も目先の利益しか気にしないものなんだろうか?
本日の1曲 Badlands「Hard Driver」