ホテルで本格温泉を楽しめる 神戸ベイシェラトンタワーズのクラブフロア

大阪神戸に出張の際、神戸六甲アイランドにある神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズに宿泊してみました。8月のSPGマリオットの統合は、トラベルパッケージの改悪などのデメリットもありましたが、僕個人としてはメリットの方が多かったと思っています。

メリットの一つとして大きいのが、シェラトンをはじめとするSPG系ホテルでも公式サイト以外からの予約についてラウンジアクセスや朝食サービスなどのプラチナエリート特典の対象となることです(ただし、会員ランクの算定に際して宿泊数としてカウントされない、ポイント付与がないといった公式予約との違いはあります)

マリオットは以前から公式サイト以外の予約も特典対象としていましたが、SPG系ホテルではNGだったのがOKに変わったわけです。

今回は、じゃらんで羽田−伊丹往復の航空券と一緒に宿泊手配したのですが、事前にメールでエリートメンバーであることと会員番号を伝えておいたのでチェックイン時からスムーズに対応してもらえました。


幸運にも、部屋はじゃらんで予約したスタンダードからクラブフロアにアップグレードしてもらえました。そして、このホテル、泊まってみて分かりましたが、クラブフロア宿泊のアドバンテージがとても大きい。

なんと、クラブフロアに泊まると3階にある温泉に秘密のエレベーターを使って浴衣とスリッパ姿で行くことができるのです。

クラブフロアの廊下 奥が秘密のエレベーターへの扉

これが浴衣&スリッパで利用OKの秘密のエレベーター

温泉「濱泉」

17〜20Fのクラブフロアにだけある秘密の扉とその奥にあるエレベーター。このエレベーターに乗って3Fの温泉「濱泉」に行きます。ホテルでは、部屋以外での浴衣やスリッパの使用が禁じられているのが普通ですが、このエレベーターを使って温泉へ行くときだけはOKとなっています。やっぱり日本人、浴衣はリラックスできます。

浴衣姿

羽織はシェラトンの紋?付き

外資系高級ホテルで本格温泉というのが妙に新鮮でよいのです。泉質はナトリウム系でちょっと塩っぱいのが顔を洗っただけで分かりました。温泉施設としては十分本格的で露天風呂、サウナは当然ですが、リラックスチェア付のミストサウナもあります。

ホテルらしいサービスでは、クラブフロア宿泊のゲスト専用の「SpaLiving」というリラクゼーションルームがあり、ここにはマッサージチェアにセルフサービスのドリンクも用意されています。

客室・その他の施設

クラブフロアは 17F〜20Fの4フロアです。エレベーターホールにセキュリティドアがあり、カードキーを当てないと入れないので一般宿泊客はエレベーターホールから先には行けません。高層階なのでもちろん眺めはよく、六甲アイランドの夜景が楽しめます。

客室も28平米と十分広く、ネスプレッソがあるのも嬉しいです。温泉があるので部屋のバスは使いませんでしたが、アメニティも充実しており、スキンケアセット・ヘアトリートメント・靴下・ヘアターバンといったグッズが入った「レディスポーチ」が用意されていました。僕は使わないので、奥さんのお土産にしましたが…

クラブラウンジは19Fにあります。夜景も楽しめ、広さも十分です。トワイライトサービスの時間帯(5pm-7pm)には、飲物に加え冷製オードブル・チーズもいただけますので、19時までに行くのがオススメです。

まとめ

六甲アイランドという立地が少々不便ではありますが、駅直結という点はアドバンテージといえるでしょう。関西のSPG・マリオット系ホテルでは上本町のシェラトン都ホテル大阪と並んでリーズナブルに宿泊できるコストパフォーマンスの高いホテルです。

このホテルを使うなら、ぜひクラブフロアに宿泊して温泉を利用してみてください。ホテルで浴衣を着て温泉に行くのはワクワク感があって、僕は訪問先が大阪の出張でも少し足をのばしてこのホテルを使うこともあります。

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