ボクシング

今日はプノンペンに移動する日だ。朝7時前、5泊したアンコールワットゲストハウスを後にしてピックアップのミニバスに乗る。きれいでスタッフも親切ないい宿だった。
ミニバスはいくつかゲストハウスを回ってから、街中のバス乗り場に停車。ここでローカルで既に半分ほどうまっている大型バスに乗り換え。8時頃出発した。
シエムリアップ~コンポントムの区間は未舗装でひどい道とガイドブックに載っていたが、実際はほとんど舗装されていて特に問題はなかった(と思う…ほとんど寝てたので)。
コンポントムに10時過ぎ到着。ここでしばらく食事休憩。その後も普通にバスは進み、気がついたら2時で、プノンペンに到着していた。実質6時間もかからなかった。楽勝。ちなみにバス代は4US$だが、3US$の会社もあるようだった。いずれにせよ300kmの移動にしては安い。
バスの停車場にはたくさんの客引きがきていた。どこに泊まろうか決めていなかったが、日本語の案内を持っている人がいて、ピックアップ無料というので素直にバイクに乗って「サダGH」に向かった。こじんまりした宿だが、宿帳を見ると日本人しか泊まってないようだ。スタッフはフレンドリーでいい感じ。
僕を乗せてきたヒロさんに、まず両替したいんだけど…というと、またバイクで連れて行ってくれたが、T/Cの手数料を3%もとるというので、月曜に銀行が開くのを待つことにした(今日は土曜日)。
ヒロさんがボクシングを見に行かないかというので、一緒にTV局内の特設リングへ向かう。入場料3000Rで、5試合が組まれていた。カンボジアのボクシングは、タイのムエタイと同じようなもので(ヒロさんいわくタイ人がクメール伝統のボクシングをコピーしたということだ)、試合前の儀式、音楽に加え、キック、膝蹴りもOKというルールも共通している。また、試合が賭けの対象になっているのも同じだ。
試合は1R3分の5R制。ラウンド間の休憩は2分だ。5試合中、KOで決まったのは2試合。疲れてくるとクリンチが多くなるのは、どこのボクシングでも同じだが、ここのボクシングではクリンチしてもブレイクせず、そのまま膝を当てにいったり、投げたりして試合が続行する。
ボクサーに限ったことではないが、カンボジアの男はなかなか精悍な顔つきをしている人が多く、日本の女性旅行者がバイタク兄ちゃんに体を与えてしまうというのも納得だ。ちなみにカンボジア女性のボニータ率は5%くらいかな。たまに目がくりっとした中山エミリ的顔立ちの娘がいるが、全体的にはあまりぱっとした娘はいない。子供はかわいいんだけどなぁ。だからロリータ天国になってしまうのだろうか???
ちょっと退屈な試合もあったが、全部終わったのは2時間半後の5時。宿に戻ってシャワーを浴びたら、またスコールになったので、昼寝。起きたら雨も小降りになっていたので近くに夕食をとりに出かける。街中だけあって少し値がはる。
プノンペンでもスーパードライが普通に売っていて、1缶1700R=約50円と格安。これ日本に輸入したらいい商売になるんじゃない?

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