Day35 ジョカン再訪

ラサに来てからほとんど寺に行ってなかったのだが、やはり聖地ラサの中心であるジョカン(大昭寺)には足を運んでおかなければと思い、9時過ぎに寺へ向かう[:汗:]
ここもチケット売場が正面にどーんと構えていてプレッシャーをかけてくるが、数珠とお賽銭用の1角の札束を片手に持ち、オイラはお参りに来てるのよ〜とアピールをしつつ(笑)チベタン用入口にしれっと並ぶ。お寺に入るまでは帽子もかぶって、外人だとばれませんようにと祈りつつ順番を待つ[:たらーっ:]
幸い、お咎めもなく中へ入ることができた。ジョカンは相変わらずの人気(?)で、入るのにも入ってからも行列が続き、列が進むのをひたすら待つしかない。冬と比べると地方からの巡礼者が少ない分だけ、仏像にこれでもかと額を擦りつける熱心に祈る人は少ないように思った。外人はメインの釈迦牟尼像に至るまでの小部屋はスルーしてしまうが、チベタンは全部回って、バターを灯明に加え、お賽銭を置いていく。僕もデプン寺へ行ったとき10元札を1角札100枚に換えた残りがかなりあったので気前よく(?)お賽銭を捧げる。
1時間半くらいしてようやく釈迦牟尼像まで来る。ここで皆と同じように額を擦りつけお祈りをする。もっとも1秒で坊さんに背中を掴まれさっさと行けとせかされるので、祈るヒマもないのだが…。
何を祈ったかって…それは、もちろん

Free Tibet!

チベット独立とダライ・ラマ14世のチベットご帰還をちゃんとお祈りしたのでした。

それから1時間弱、2階の部屋と1階の残りの部屋を見て、お賽銭をあげてくる。1階の隅にはかつてラサの湖に蓋をしたのに使われたという伝説の石があり、これに耳をあてると善人にはせせらぎの音が、悪人には心臓の音が聞こえるという。やってみたら、せせらぎっぽい音が聞こえたのでほっとした[:ニコニコ:]
2階のメインは3階への階段途中にあるパンデン・ラモ像。この像、普段は顔に布がかけられていて見えないのだが、年に1回パンデン・ラモ祭の日だけ、ジョカンの中庭に置かれてその顔を見せてくれる。去年、ちょうどその祭に居合わせて見た恐ろしげな顔を思い出した。
ジョカンを出てから、カイラスツアーの募集が出てないか安宿常設の掲示板を数箇所チェック。もう日本人の募集は全くなくなっていた。外人でもいいのだが、やはりカイラスまで行くと車1台15000元はかかる模様。5人で割っても3000元!やっぱり高い。どうなるかは分からないが、やはりヒッチで行くことになりそうだ。
なじみの清真食堂で昼食をとってから宿に戻り、数日分の日記をまとめ、ショトゥン祭の様子をWebにUPする準備をしてネット屋へ行く。先日の店より接続が遅く、アップロードにかなり時間がかかってしまった。
ニュースを見たら、日本では郵政民営化法案が参議院で否決され、衆院解散になるようだ。あぁ、選挙行けないなぁ。どっかの日本領事館で投票できないかな?

本日の1曲 The Corrs「Little Wing」

↓おもちゃケータイをあげた(昨日の日記参照)

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