Day253 出発

朝目覚めてしばらくすると[:雨:]が降り出した。せっかく出発しようと思っていたのに気持ちが萎える。どうせバスは午後3時頃だったはずなので午前中は様子を見てKKHの道路状況を確認してから出発か延期かを決めることにしよう。
とりあえず出発のつもりでパッキングをし、テント村へ出かけるスタッフに挨拶をしておく。午前中は本を読んだり日記を書いたりして過ごす。雨はまったくやむ気配はなく、むしろその勢いを増していくようだ。
12時前、ダメもとでNATCOオフィスへ電話してもらい道路の状況を聞くと全区間オープンしており、フンザ、コヒスタン方面では雨になっていないというので、予約を入れてもらう。アリアバード行は2時発と思ったより早かったのであわてる。チケットピックアップは出発1時間前というので、もうあまり時間がない。バススタンドのあるピールワダイは遠いのでのんびり乗合ワゴンで行くつもりだったが、そんな余裕はなくなり、12時半にタクシーを拾ってピールワダイへ向かう。なぜかピールワダイに行くときはいつも雨だ。タクシーのバカ運転手はバススタンドの場所すら知らない、仕方がないのでピールワダイの適当なところで降りるが、このあたり低い土地らしく道がと化しているようなひどい状態。濡れないように歩くのに100m以上迂回しなければ道路を渡れない。警官に道を聞くとバススタンドはまだ1km以上先だった。結局、NATCOのオフィスに着いたのは1時40分。食事をしてからバスに乗る予定は崩れ、チケットを買って荷物を上に載せてからローティーとスナックを買って乗車するしかなかった。
バスが発車したのは2時15分、すぐ眠くなってウトウトし始める。タキシラあたりで目覚めたらもう雨はやんでいた。何度も通ったKKHを北上しいつものとおりマンセラのNATCOオフィスで夕食休憩。ここで後続のバスを待つためか1時間半近く停車。だったら出発を3時にすればいいのに…
暗くなって7時半過ぎにマンセラを出てさらに北上、次はベシャムで11時過ぎに休憩。このままチラスまで行ってゲートが開くのを待つというパターンだろう。

本日の1曲 Holly Cole「I Want You」

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