Day252 リタイヤ

今朝目覚めるともう平熱に戻っており、問題はたまに痛みが襲ってくるくらいで体調は90%まで回復という感じだ。
昨夜、あれこれ考えた結論として明日にでもここを出てフンザに行くことにした。もともとテント村終了次第、杏の花を見にフンザへ行くつもりだったが、それが20日ほど前倒しになったわけだ。テント村での仕事を途中にして出るのは気がひけるが、実際最終週だけ復帰したところでできることは大してないだろう。それ以上にここにいることでかける迷惑のほうが大きいだろうと判断した。アメーバが腸壁を破って肝膿瘍を起こしている不安がゼロではないが、症状が落ち着いているので移動も問題ないだろう。
さて、それを決めたら早速行動開始。荷造りを始め、明日にでも出発することについて了解をとる。テント村のローカルスタッフや日本にいる責任者に手紙を書き、明日送る予定の小包に入れる荷物も分けておく。ギルギット行バスは確か3時頃の出発だったので、(今夜体調が悪化する可能性もあるので)予約の電話は明朝入れることにしよう。
そうそう、昼食を運んできたローカル(通称ヌーボー)がSARSか結核患者の部屋でも訪れるように口に布を当てながら入ってきたのは笑えなかった。空気感染するものでもないし、だいたいパキスタン人だって(不衛生なものに慣れているから)症状が出ていないだけで多くの人が原虫を持っているに違いないのにそのびびり方は何なんだ。相当、話に尾ひれがついているのか、そもそも病名も説明なくただ感染するから気をつけろとだけ言われているのか???

本日の1曲 Whitesnake「Here I go again」

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