決勝リーグ進出にわずかな望みをかけたブラジル戦が終わり、日本代表のワールドカップは終戦を迎えた[:ポロリ:]
追いつめられた状況で開き直ることができたのか、余計なプレッシャーがなくなったようで前半はクロアチア戦より動きがよく、攻め込まれながらも希望を感じさせる展開だった。もっとも今日も川口に助けられている面は大きいが…
そして前半34分、(ちょっとたまたまっぽいつなぎではあったが…)玉田の先制弾[:拍手:]
見ているほうはさほど感じなかったが、試合後選手の談話では皆「あれでブラジルを本気にさせてしまった」と言っていたように、先制されたことでブラジルも真剣勝負モードに入ったようだ。
2点差勝利という条件をクリアするためには前半1点リードで終わることが絶対条件だったが、またロスタイムで失点。前半終了後、ベンチで引き上げる選手が皆うつむいていたのが絶望感の大きさをよく物語っている。このチームはいつもああいう決定的な場面でボールだけを見てマークが外れるという悪いクセが出てしまう。学習能力がないのか?と言いたくなる。
後半はそのショックを引きずったままスタートした感じでディフェンスはブラジルの動きに対応できず、中盤もプレスが効かなくなって立て続けにゴールを割られてしまった。最後はボクシングだったらタオルを投げ入れたくなるような痛々しい展開。笛が鳴ったときにはある意味ほっとしてしまった。
日本にとって3度目のワールドカップは課題を多く残すこととなった。チームだけではなく、結果オーライの協会、楽観的な記事で煽り続けたマスコミなど代表を取り巻く環境を改善させる努力も必要だろう。
4年後はもう一回り大きなチームになってピッチに帰ってきてほしい。
本日の1曲 宇多田ヒカル「BLUE」
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