会社帰りに妹の紹介でチリのタラパカワインセミナー&ディナーに参加してきた[:モグモグ:]
2003年チリには2ヶ月弱滞在しその間ほとんど毎日ワインを飲んでいたのだが、その中でもタラパカは手ごろな値段で美味しいのでお気に入りのブランドなのだ。思えば2004年の今頃はパタゴニアにいたんだな。あの独特の低い空が懐かしい。
さて、ワインセミナーの参加者は15人前後、その半分くらいは外人(男ばかり)。席には5種類(白2、赤3)のワインが並べられ、僕らを待っている。まずはワインメーカーのクリスティアンがタラパカやティスティングについての説明を行い、それから白→赤の順に1種類づつティスティングをしていく。あっさり→濃厚の順に飲んでいくのは寿司の食べ方と同じ理屈なのだろう。
ティスティングの採点方法は色3点、香り7点、味10点の計20点満点で行い、飲み比べではなく1種類飲んで点をつけてから次へ進んでいく。つまり相対評価ではなく絶対評価というわけだが、そうはいってもソムリエでもない僕はついつい前のワインに戻って評価を修正してしまう。いいワインだからか3杯目くらいから香りを嗅いでいるうちに酔ってくるような感覚を覚えるようになってきた[:たらーっ:]
最近は濃厚な赤ワインが好みなので、そちらの点数が高くなるのはしかたないか…
5種類飲んでみて、残念ながらダントツに「これ!」というワインは見つからず、カルメネーレとカベルネ60%+シラー40%の組み合わせの2本が17点で並び、僕の中では高得点をマークした。カルメネーレはチリならではの品種で非常に期待していた(メーカーもチリのiconとして育てていきたいと意気込みを語っていた)のだが、香りは素晴らしかったのに味はもう1つ個性が感じられない。味としては純カベルネの渋みが好みみたい。
ま、ワインも十分堪能できたし、久々に外人さんたちと話をする機会も持てたのでなかなかいいイベントだった。
しかし、テイスティングって難しいな…自分の味覚に自信がなくなってきた。
本日の1曲 La Oreja De Van Gogh「Rosas(Live)」
コメント
南米のワイン、懐かしいね。
うちらも最近、近所の酒屋でアルゼンチン産のマルベックを見つけて、思わず買ってしまいました。
チリは物価が高かったからすぐ逃げてしまいましたが、ブエノスアイレスは長期滞在していたから、チリのよりもアルゼンチンのほうが舌が覚えている。
チリ産で覚えているのは、ビーニャでのんだ「ガトー」か……
パタゴニア
こんなのもありますよ。是非、お越しくださいませ!!
お久しぶりです。
大さんはブエノス長かったですからね〜
僕はチロエ島行ったり、パイネを歩いたりしてたのでチリもけっこう長くいましたね。
チロエ島の寂しい宿で魚市場で買った魚を刺身にしてスーパーで売ってたタラパカ3本セットと一緒にいただいたのがなぜか未だに「画」として頭の中に残ってます。