発想フレームワーク

永田豊志著「革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55」を読んでみた。
問題解決に必要なアイデアを生み出すための方法がいろいろ紹介されている。実際にいろんな手法を試して、タイトルのようにアイデアがザクザク生まれるようにしていきたいもんだ。実践的ビジネス書らしく各章末にはまとめがついていて便利。

以下、自分メモ用に覚えておきたい部分を抜き書きし、紹介されているフレームワークについては、リンクを貼っておく。
○アイデアマンになるための7つの習慣
1.創造性を妨げる要因を取り除く
2.アイデアが降臨し成功するイメージを描く
3.問題意識を強く持つ→「見える」から「見る」に変わる。カラーバス効果
4.アイデア工場のプロセスを理解する→例)ワラスの4段階
5.アイデア生成のフレームワークを身につける
6.インプット情報は多様性が重要、異物混入を奨励
7.アイデアは連鎖する、小さなアイデアをたくさん生もう

○発想のフレームワーク 簡単でパワフルな「四則演算のフレームワーク
5W2Hで割り算→細分化して問題を発見
足し算で現状改善、掛け算で理想追求

○発想法の例
1.拡散的発想法
ブレインストーミング
オズボーンのチェックリスト
ブレインライティング
シネクティクス(アナロジー)
欠点列挙・希望点列挙法
NM法
など
2.収束的発想法
マインドマッピング
TOC(制約条件の理論)対立解消法
ファンクショナルアプローチ
バイオニクス法
こざね法
KJ法
など

○アイデアを活かす組織→プロジェクトチーム

○アイデアをどう育てるか
・アイデアをメモする
・4つの敵から防御する(論理・分析→データ/固定観念→ケーススタディ/放置プレー→アクションプラン/保守的責任者→撤退オプション)
SUCCESsの法則
・プレゼンを成功させる

これぐらい書いておけば、だいたい覚えていられるかな。
なぜタイトルに「55」という数字が出ているのかよく分からないが、フレームワークは、たくさん覚えていればいいというものではなく、使えなければ仕方がないので、本書で紹介されている中でケースに応じて試していけば十分ではないだろうか。

本日の1曲 千住明「Resembool’s Lullaby」from 鋼の錬金術師 OST3


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