墓地での休日

三連休の最終日、待ちに待った快晴。午前中に洗濯を済ませ、昼過ぎに弁当を持って横浜狩場町にある横浜市こども植物園英連邦戦死者墓地に出かける。僕は、この両方とも存在を知らなかったのだが、子供の頃この近くに住んでいた妻の勧めで行ってみることにした。

横浜駅西口からバスで児童遊園地前下車、まずはこども植物園から。メタセコイアも目をひいたが、いちばん充実しているのは果樹園。ちょうど柿やぶどう、キウィフルーツなどがたくさん実をつけていた。柿は事務所で販売していたらしいが、気づかずに出てしまった。ここの薬草園で弁当を食べる。久々の森林浴で爽快、唯一の誤算は「蚊」の襲来。食事の間に5ヵ所以上刺された。暑かったのでタンクトップにサンダルで着たのが間違いだった…

道路を挟んだところにあるのが英連邦戦死者墓地。第ニ次世界大戦中に日本軍により捕虜とされて死亡した英連邦の兵士たち計1,555名の合同墓地ということだ。墓碑を見ると、20歳から50歳、海軍、空軍、PrivateからCaptainまで様々な軍人が捕虜として日本に収容され祖国の地を踏むことなくここで亡くなったことが分かる。十字架に向かって黙祷。

歴史的な背景は悲しいものだが、この墓地の美しさは特筆に値する。芝は素晴らしく刈り揃えられ、裸足で歩くと本当に気持ちがいい。墓碑の間にはバラが植えられ、所々花を咲かせている。ここで戯れているカラスでさえも上品に見える。ついつい墓地だということを忘れ、イギリスのガーデンにいるような気分になる。ここが家から歩いてこられる距離だったら毎週末芝に寝転んで読書をして過ごすだろう。
















横浜に来たら、ぜひ足を運んでほしいところの一つだ。

本日の1曲 菅野よう子「Some Other Time」

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