昨年末フィリップス アンバサダープログラムの「メンズシェーバー9000シリーズ」モニター企画に応募したところ、運よく当選し、シェーバー(モデルS9731)が送られてきました。この10年くらい、シェーバーはPanasonicとBraunで買い替えており、Philipsを使うのは初めてです。
Philipsといえば回転式ヘッドが特徴ですが、僕自身はあまりヒゲがまんべんなく濃いタイプではなく、往復型ヘッドの方がいいのかなと勝手に思っているところがありました。まずは、初めて回転式シェーバーを試してみての剃り心地を中心にレビューしてみます。
シェーバー一式
箱が大きくてびっくりしました。開けてみると、大きいのは洗浄用のスマートクリーンプラスで、当然ですがシェーバー本体はブラウンやパナソニックと大差のないサイズです。回転式の利点で、洗顔ブラシのアタッチメントがついています。
特徴
メーカーの説明によると、回転式シェーバーは、音が静かなことに加え、回転しながら内刃を研ぐ機構によって切れ味が長続きするそうです。そのため、替刃交換は2年に一度で済みます。
9000シリーズは、Philipsの最上級モデルなので、8 方向に可動する輪郭検知ヘッドを採用しており、肌のカーブに密着しヒゲを捉えるので剃り残しがありません。なお、下位モデルだと可動域が5方向です。さらに、「ダブル V トラック刃」という刃を採用することとで、平らに寝た、長さの異なるヒゲも逃さず、より少ないストロークで最大深剃り 30% アップを実現しています。
剃り心地
剃ってみてまず感じたのは軽さです。本体の重量も軽めですが、モーター音、剃り心地がとても軽やかなので、肌に押しつけなくてもしっかり剃れています。今使っているBRAUNのシリーズ5000だと、(年数が経っていることもありますが)かなり力を入れて剃らないと深剃りになっていない感じがあったので、シェービングが楽になりました。
3つのヘッドが回転するタイプなので、鼻の下など狭いゾーンを剃るのは苦手かなと思っていましたが、思った以上にヘッドの可動域が広く柔軟に動きます。そのため頬を剃ってから回しながら横に移動させていくだけで無理なく剃れています。ヘッドの1つが唇にあたることはありますが、全く問題はありません。
改善してほしいところ
電池残量が表示されるのですが、減りが早いように感じます。BRAUNでは3カ月に1回程度の充電で済んでいましたが、本機は新品にもかかわらず10回程度の使用で80%になりました。このペースだとひと月に40%ずつ減っていくので3カ月はもたないのではないかと思います。とはいえ、仕様では1 時間充電で約 60 分使用可能、さらに急速充電で1回のシェービング可能とあるので困ることはないでしょう。また、洗浄用のスマートクリーンプラスももう少しコンパクトだとありがたいです。
まとめ
回転式シェーバーは、幅の狭いところが剃りにくそうで頬のヒゲがまんべんなく濃い外人向けというイメージを持っていましたが、実際使ってみると僕のような頬のヒゲはほとんどなく、鼻の下と顎を重点的に剃りたいタイプでも違和感なくしっかり剃れることが分かりました。
やさしく軽い剃り味が特徴で、剃った後、肌が滑らかになる感じが気に入っています。今まで往復型しか使ったことのない方は、一度Philipsの回転式シェーバーを試してみるとよいのではないでしょうか。
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