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JALジャカルタ便とエアアジアでバリ島に行ってきました

息子の通っている小学校には10月末から1週間の秋休みがあるので、僕も休暇を取って家族でバリ島に行くことにしました。

以前記事にしたJALのブロガーイベントで体験したビジネスクラスの座席、食事、サクララウンジを実際に使ってみたかったので、往路は念願の(最初で最後かもしれない)ビジネスクラス利用です。まともに家族3人分を買うのは経済的に無理なので、アラスカ航空の片道マイルを使いました。

ジャカルタからバリへは、LCCのインドネシア・エアアジアXです。帰りは、バリからガルーダインドネシア便を利用するという我ながらバラエティにあふれたエアラインマニア的な旅になりました。2018年10月現在の情報を下記します。


成田−ジャカルタ便は、現在787−9での運航でファーストクラスはなく、ビジネスクラスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスです。10月末は閑散期で成田はガラガラだろうと思ってきたのですが、日本人よりも圧倒的に外国人が多く、かなりにぎわっていました。

日本は休暇が取りにくい上に祝日が多いので旅行に関しては繁忙期と閑散期がハッキリしてしまいますが、多くの国はそうしたことがないので、訪日外国人が2,000万人を超える現在、成田空港もいつも人で溢れているのでしょう。

さて、ビジネスクラス用のカウンターでチェックインし、ボーディングパスを受け取り、イミグレを出ると、すぐ目の前にサクララウンジの入口があります。入口で「ただいま大変混雑していますので、サテライトラウンジをお使いください」というメッセージを持って立っているスタッフがいたのですが、何も言われずに入りました。カウンターでボーディングパスを見せてラウンジへ入ります。食事スペースは4Fなので、階段で1フロア上がります。

メッセージのとおりほぼ満席でしたがなんとかカウンターで3人分の席を確保し、さっそく食事とお酒をいただきます。正直なところ、以前イベントで伺った羽田と比べると品数やスペースの雰囲気などかなり残念な感じです。この11月から1年かけて改装するそうですが、そりゃそうだろうなと思いました。

サテライトラウンジとは何のことだか分からなかったのですが、長い通路を渡っていく遠い搭乗口の方に着くともう1つサクララウンジがあり、ここのことだと気づきました。ジャカルタ便の搭乗口はここの目の前だったので、最初からここに来ていればもう少しゆっくりできたのに…とちょっと悔やまれます。10分くらいでしたが、息子と一緒に見学だけしてきました。置いてある食事や飲み物は共通のようでした。スペースはそれほど広くありません。

さて、それから搭乗です。ジャカルタ便のビジネスクラスはJAL SKY SUITE IIIの斜めを向いた座席配置になっています。7歳の息子を挟んで横に3席並べました。787の機材を使い全席フルフラットシートで席数を多くするために工夫された配置なのかなと思います。離陸時は足元に荷物を置けず、頭上に収納しなければならないのがちょっと面倒。

11:05の出発ですが、10時台から成田の出発便ラッシュで、離陸するまでに1時間近くかかりました。水平飛行になってしばらくすると、CAさんが食事と飲み物の希望を聞きにきて、それからアラレとシャンパーニュのサービス。いつもは自宅でテレビを見られない息子は、ここぞとばかりにモニターに食らいつくようにアニメを見ています。

食事が運ばれてきます。ビジネスクラスはピッチもですがテーブルが広く、可動式なので普段と同じような感覚で食事をいただけます。息子が和食を希望したので、僕は洋食にします。メニューはオードブルが「キノコのマリネと豚のリエット」、メインは「和牛サーロインステーキと青森カシスのソース」か「十三湖しじみ、鱈、帆立とシャモロックのパエリア」の選択です。僕はステーキにしました。

よく冷えたオードブルとシャンパーニュがとても美味しく、期待通り。もちろんメインも柔らかくジューシーなステーキでした。ラウンジでカレーなど腹いっぱい食べてしまった息子が半分も食べなかったので和食もいただきました。和食の方が小鉢が多くバラエティがあるので、こちらの方がよかったかも…。二人分いただいたのでさすがに超満腹。デザートをスキップして、コーヒーを飲んで食事終了。

食後しばらく映画を見た後、シートを倒して休みます。モニターの下のスペースに足を入れてフルフラットになります。やっぱり真横になれると楽ですぐに睡眠。しかし、1時間もたたないうちにビデオに飽きた息子に起こされ、一緒にエンターテイメントにある将棋やオセロをします。不思議なことに、コンピューターは将棋は強いのにオセロは弱く、僕らは将棋で全敗、オセロで全勝という結果になりました。息子を膝の上にのせてゲームをすることができるくらいピッチに余裕があるのはビジネスクラスならでは…エコノミーでは絶対無理です。

飛行時間は約7時間半ですが、ビジネスクラスだと退屈感や窮屈感を感じることもなく、あと1時間半で着陸とのアナウンスが入りました。少しお腹に余裕が出てきたので、チーズと白ワインを頼み本を読んで過ごします。着陸前には、軽食の案内があり、「ちゃんぽんですかい」とビールで締め(笑)。税関で提出する申告書が配られるので記入しておきます。

ジャカルタには16:30到着。時差は2時間です。現在、JAL便はモダンな第3ターミナルに発着します。ガルーダインドネシア航空との提携によって接続の利便性を高めるためにガルーダと同じターミナルに移ったのだと思います。スカルノハッタ空港のWi-Fiは、メールアドレスの登録も不要ですぐつながりましたが、接続は不安定でいつの間にか切れて、次はなかなかつながらないということがありました。

インドネシアエアアジアは第2ターミナルなので、荷物をピックアップし、イミグレ、税関を通過していったん外に出てからスカイトレインで移動しなければなりません。インドネシアは入国ビザが不要で、提出する書類もないので、イミグレではパスポートを見せるだけ。片道チケットだったので少々不安でしたが、何の質問もなく、すぐにスタンプを押されました。税関では、先に書いた申告書を渡すだけで、こちらもほとんどノーチェックな感じです。ATMはたくさんあるので、街に出る前に現金を引き出しておきましょう。

第2ターミナルは第3ターミナルの1つ隣で、一昔前の造りというイメージ。もう夕方なので出発階は閑散としています。保安検査場を超えてから各エアラインのチェックインカウンターに向かいます。エアアジアのカウンターは入ってすぐ右手にありました。プリントアウトしておいた旅程表とパスポートを渡して、荷物を預けペラっとしたボーディングパスを受け取って手続き終了。

僕らの便はF2ゲートで、スタバやレストラン、ショップのあるエリアを超えて行きます。ゲートの前にもう1度セキュリティチェックがありますが、ペットボトルは持ち込みOKのようで、引っかかることはありませんでした。ゲート前の待合スペースは、ほぼ全員ローカルで、外国人はチラホラという感じ。せっかちなエアラインなのか、19:30にもかかわらず18:45には搭乗開始、そして全員が揃った19:15にはドアを閉めて出発しました。

LCCなので、やはりピッチは狭く窮屈です。かなり寒いので、ジャカルタの気温に油断せず必ず上着を手荷物に入れておきましょう。バリ到着が22時過ぎで食事の時間がないと思ったので息子の分だけ機内食を頼んでおきましたが、本人は爆睡のため、かわりに食べてしまいます。機内食を受け取るとき、ボーディングパスにチェックを受けるので捨てずに持っておきましょう。

ジャカルタとバリは時差が1時間あるので、飛行時間は1時間50分ですが、到着は約3時間後になります。この便は早く出発したので、22:05にはングラライ空港に到着しました。国内線なのでイミグレもなく、バゲージクレームに行って荷物をピックアップして出るだけ。この時間だと、両替所やホテル案内くらいしか開いている店はなく、SIMカードを買いたかったのですが、翌日に持ち越しとなりました。なお、こちらもWi-Fiはすぐにつながりました。

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