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会津絵ろうそく&大内宿雪まつり−その3−

今日は若松から南にある昔ながらの茅葺き屋根の民家が並ぶ大内宿に行く。昨日・今日、ここで雪まつりが行われている。そこまでは友人の車で向かうが、途中の国道沿いはほとんど雪がなく、ようやく大内宿への山道に入ってまっ白い銀世界に入るという程度。
大内宿についても、数年前の雪まつりポスターの雪に覆われて真っ白な世界とは全く違う新春のような風景があった。駐車場には大型の観光バスが並び、今日の雪まつりにあわせて日帰りツアーでやってくる人の数を推測させる。
大勢のシニア・アマチュアカメラマン達がデジカメ一眼をかついで来ていたが、一面の雪景色を想像していた人はちょっとがっかりだったろう[:たらーっ:]









さぁ、僕らは雪まつりのイベントであるそば食い競争に参加する気満々で来たのだが、着いたらすぐにエントリーする人は早く来て下さい、といったアナウンスが流れ、慌てて受付に行ってみると「さっきの人で定員になった」の一言。
あらら、しかたないので、かまくらで振る舞いの甘酒やお漬物をいただいて太鼓のアトラクションを見ていたら、友人がキャンセルが出たと呼びに来てくれ、ギリギリ最後の一人として参加できることになった[:グッド:]



そば食い競争のルールは、要するに早食い。10人1組で予選を行い、その勝者7名が決勝でもう1回競争するというもの。手打ちそばは大内宿の名物だ[:ラブ:]
予選一組が終わるのにけっこう時間がかかるので最終組の出番が来るまで宿を散策。水戸黄門に出てきそうな茅葺き屋根の家が連なる宿場町だが、現在は全て土産物屋か食堂となっていて観光産業100%。茅葺き屋根の古い家屋の裏にちょっとモダンな住居がある家庭が多いようで、ややテーマパーク的な印象は否めない。とはいえ、茅葺屋根を維持するだけでも相当の労力とコストがかかるのだろうから、商売しないわけにもいかないはずだ。
さて、ようやく僕の出番、カップめんより大きめの器に熱々の手打ちそば、それに七味とネギがのっている。MCのおやじはなかなか慣れていて器用に笑いをとっている。



さぁ、箸を持って…スタート

麺を食べるのは大好きなので、快調に食べ進む。自分では他の人の様子を見る余裕もなかったが、実は隣のおじさんと一騎討ち状態だったらしい。麺をいいペースで食べ終わり、MCおやじによるとトップみたい。お、勝てるか、と思って残りの汁を飲み干しにかかるが


あ、熱い

とても一気に飲み干せる温度ではなく、少しづつ飲んでいるうちに隣のおじさんがどんどん飲み干していく、、、そして、おじさんが器を空にして頭に載せた。


敗北、予選敗退

あ〜あ、もっと熱いものに耐えられる舌だったらなぁ。来年に向けてアツモノ対策をしなくては(笑)

終了後、みんなで名物「ねぎそば」を食べる。



これは、そばを箸ではなく1本の長ネギで食べるというもの。もちろん1本のネギでは麺をつまめないので、かき込むという感じで食べる。これはイギリス人の友人にはなかなか大変だったみたい。
食後、会津のしぼりたて原酒を購入して、「塔のへつり」と呼ばれる渓谷を眺めてから若松に戻る。
次回は真っ白な雪景色を見てみたいなぁ。

本日の1曲
U2「No Line On Horizon」

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