Day293 太っ腹シーク教徒

インドに着いて2日目、以前にも来たことのあるアムリッツアルだが、やはり「黄金寺院」は見ておくべきだろう。朝、近くのホテルからメールをチェック、送信してから黄金寺院へ向かう。途中で旅行代理店かState Bank Of Indiaを見つけたらチェックしておきたいことがあったのだが全く見つからないまま黄金寺院へ着いてしまった。

池の中にある寺院は前に見ているので今日は池を一周して途中の「Free Kitchen」で巡礼者用のタダ飯をごちそうになった。11時過ぎから昼食がスタートするようだ。見た感じ外国人の姿はほかになし…ちょっと恥ずかしい。食事はダル&サブジーにチャパティ2枚(おかわり可能)と水。ここの無料巡礼宿に泊まってもいいのだが、やはりシーク教徒でもないのにタダ飯、宿泊だけを求めるのはちょっと気がひける。シーク教徒は(タイガー・ジェット・シンがしているかは知らないが)いろんなところで稼いだ金をこの寺院へ寄付する慣わしがあるようだ。おかげで異教徒の我々も拒否されることなく宿泊や食事を許される。ヒンドゥー寺院ではかなりの確率で異教徒お断りの門前払いを食らうので、シーク教徒の太っ腹ぶりはとてもありがたい[:拍手:]
黄金寺院を見終わってからは、この町にあるヒンドゥー版黄金寺院「ドゥルジアナ・モンディール」へ足を運ぶ。道を聞く程度なら適当ウルドゥ語を使って問題なく通じるので楽だ。でも、回答は英語のことが多かったりする(笑)。パキスタンでもそうだが薬局のオヤジは英語を話す率が高いので道などを聞くにはオススメだ。旧市街はリキシャ渋滞。車、バイク、自転車と違うスピードの「車」が同じところを走ると自然とスピードは遅いほうに近づいてしまうものだ。パキスタンにはオートリキシャしかないのでこの自転車渋滞がちょっと新鮮
道を聞きながらしばらく進んで「ドゥルジアナ・モンディール」かと思って入ったところが火葬場だった。ここでもバラナシと同じように焚き木で遺体を火葬にしていた。遺族の姿は見えないし、近くに川もなさそうなのでこの遺灰をどうするのかちょっと疑問だ???火葬場の奥からちょっと行くと「ドゥルジアナ・モンディール」に出た。シークの黄金寺院と比較すると予算も巡礼者数も1/100という感じで、かなりしょぼく見える。
ここを一回りしてから駅の方へ出てアムリッツアルもう1つの見所「マハラジャ何とか博物館」に行ってみる。が、ここの展示はレプリカやオリジナルの一部をプリントしたパネルばかりであまり面白くない。

ここを出て宿へ戻ると「もうチェックアウト時間が過ぎている」と言われる???
2泊と言ったはずだったが…オーナーと話すがもう今夜の予約が入っているというので、1時間以内に出るということでチェックアウトの準備をする。シャワーを浴び、パッキングを済ませ3時45分にチェックアウト。そのままパタンコート行バスを探すためリキシャでバススタンドへ向かうが、1分ほど進んだ交差点でリキシャの兄ちゃんがあのバスがパタンコート行だ。と言ってバスを停めるのでそのまま乗車。兄ちゃんにすればラッキーな客だっただろう。
バスは確かにパタンコート行で、3時間後パタンコートのバススタンドに到着。昨年は来たときは雨で泥んこのBTだったが、現在はちゃんと舗装されていた。これからダラムサラへ向かっても11時過ぎになるのでパタンコート泊まりとしよう。2軒目に当たった宿がBT付シングル100RsでOKだったのでここに宿泊。アムリッツアルにいるより宿代が浮いたのでその金でまたビールを飲んでしまった。だって暑いんだもん[:イヒヒ:]

本日の1曲 Elvis Costelo「She」

↓黄金寺院での無料食事風景

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