2月7日よりMicrosoft Office 2013が発売になりました。本国アメリカでは少し前から販売されていますが、ウェブサイトを見ると、アメリカでは明確に月額課金式のサブスクリプション版(Office 365)へのシフトが感じられます。一方、日本は引き続きインストール版中心の販売スタイルを継続するようで、新しい「Office 365」は2月27日からのスタート、USの個人利用向け「Home Premium」は販売しないと発表されています。
Office製品を毎回アップグレードする必要はないといえばないのですが、2007→2010→2013とだいたい3年おきに新製品が発表されていることを考えるとUSの「Office 365 Home Premium」が9.99$/月、99.99/年で5台分のライセンスという価格はProffesionalのインストール版定価399$と比較して妥当な線ではないでしょうか。Macにも使えるので、Win、Mac両方にOfficeをインストールしている方にはかなりオトク感があると思います。
その日本未発売「Office 365 Home Premium」を日本でも使う(サブスクリプション購入)することができましたので、その方法を書いておきます。なお、USサブスクリプションでも日本語を選択できるので、(まだほとんど使ってないので細かいところは分かりませんが)日本版と機能は同じと思われます。※ここから先、試される方は自己責任でお願いします
<事前準備=必要なもの>
- Microsoft アカウント (旧 Windows Live ID)
- Paypalアカウント
- アメリカ国内の住所、電話番号
まず、http://office.microsoft.com/en-us/からUSのMicrosoft Officeサイトに入り、「Try it」(1ヵ月無料で)または「Buy it」を選択します。
(「Try it」を選んだ場合)続いて、「Start your free month」をクリックして進みます。サインアップ時に決済情報を登録させておき、最初の1か月は課金されませんが、その期間を過ぎると自動的に課金がスタートするという仕組みです。
ここでMicrosoft アカウント(@hotmail.comや@outlook.com)を入力します。
続いての画面で決済方法の選択、住所、電話番号、氏名、Emailアドレスの入力を求められます。決済方法はPaypalを選択してください。クレジットカードにすると(おそらくカードの住所情報と照合され)この先で進めなくなります。もちろん住所、電話番号はアメリカ国内のものを入力します。(ここに何を入れるかは各自の判断ですが、実際のところ存在しているか/誰のものかの照合はされないと思われます)
次にPaypalの情報入力です。
情報入力を終えると、購入確認に移ります。1か月の無料期間を終えると毎月課金される旨書いてありますね。「Continue」で購入です。(日本の)クレジットカードを選択した場合、この先で「問題発生」となり進めません。
購入手続が完了するとインストールに移ります。インストール時に「Language and Install Options」から日本語を選択するのをお忘れなく、デフォルトは当然Englishになっています。
プルダウンメニューの下の方にちゃんと「日本語」がありますね。
5台中1台目のPCへのインストール開始
インストールが進みます。日本語になってます。
インストールが終了し、スタート画面が現れます。インストール時間はディスクからのインストールより早いと思います。
インストール終了。初期設定に移ります。
設定中、新しいOfficeの説明画面が続きます。完全に日本語仕様になっているので、27日以降に販売される日本版も同じ流れなのだと思います。
ちゃんとプログラムのメニューにOffice2013ツールが表示されています。サブスクリプション版はインストール済のOfficeを上書きしないので、既存Officeもメニューに残っています。
Excelを開いてみました。日本語版になっていますね。
以上で終了です。継続使用するかどうか1か月で判断し、不要なら課金を止めないと毎月9.99$がPaypalからチャージされます。
本日の1曲 Journey「Only The Young」