カナディアン・ロッキーの魅力を知ろう!ブロガーミーティングに参加しました

3月10日(月)カナダ大使館で開催されたアルバータ州観光公社のブロガーイベントにご招待いただき参加してきました。カナダには学生時代にアメリカ周遊の旅をしていた際、シアトル滞在中にふと国境を陸路で越えてみたいと思い立ってバンクーバーまで行ったことがあるだけで、バンフ、カルガリーを有するアルバータ州の知識はほとんどゼロでした。しかし、イベントが始まる前、机上配布されたアルバータ州「トラベルプランナー」を読んでいるだけで、魅力的な写真の数々にアウトドア派(元)バックパッカーとしては「ココ行きたい!」と血が騒ぎ、アドレナリンが噴き出します。

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今回はイベントレポートとしてまとめることにして、カナディアン・ロッキーについては別途僕なりの「アルバータをこうやって旅したい」プランを考えてUPしたいと思います。

会場が大使館ということで身分証明証の提示が必要なのかな?と思っていましたが、事前に参加者登録されていたので氏名の確認だけで入館できました。写真を撮影してから会場へ。50名分くらいの席があったでしょうか。後方には、「ネタフル」のコグレさんの姿が…そういえばコグレさん最近カナダに行ったレポートを上げていたな、と合点。予想通り、後ほどコグレさんのプレゼンが行われました。

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これが本日の配布資料。トラベル・プランナーは120ページ以上あるアルバータの魅力たっぷりの超豪華な冊子です。パンフレットという言葉が陳腐に聞こえるほど充実したもので、まるで大自然のカタログのよう。「トラベルプランナー」はPDFで入手できますのでぜひご覧ください。

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まずは、アルバータ州観光公社の小西さんより公社のメンバー、カナダ大使館の方など関係者のご紹介があり、続いて公社のハーパー氏のご挨拶がありました。それから小西さんのプレゼンが始まります。

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Remember to breath~自分に戻る瞬間~がアルバータ州PRのキャッチコピーです。直訳すると「息をすることを忘れないで」という感じでしょうか。日本人にピッタリのキャッチです。

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アルバータ州の見どころは、玄関口カルガリーから州都エドモントンを結ぶアイスフィールド・パークウェイと呼ばれる道沿いに多くあり、車での旅がいちばん便利そうです。プレゼンはこれらの見どころ紹介を中心に進みます。

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まずは、アルバータ州の玄関口となるカルガリーです。エアカナダは成田から直行便を就航させています。この街は住民の平均年齢が37歳と非常に若い都市です(ちなみに東京の平均年齢は43.8歳)。

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カルガリーから北東へ110kmほど行ったところにはドラムヘラーという町があり、ここは恐竜の化石発掘地として知られ、州立の恐竜公園があります。星空も美しいところだそう。

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そして、カナディアン・ロッキーエリアです。アルバータ州の観光の中心です。バンフは誰もが聞いたことのある名前でしょう。大自然のイメージそのものの景観が広がります。

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バンフは温泉が見つかったことをきっかけとして開発されたリゾートで、(水着着用ですが)今でも温泉を楽しめます。最初の温泉であるケイズ&ベイスン国定史跡では、世界でここにしかいないという”Banff Spring Snail”というカタツムリが見られます(スライド右上)。

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そして、最近はパワースポットとしても有名な、ロッキーの宝石「レイク・ルイーズ」。一度この景色を自分の目で見てみたいですね。(後でコグレさんに伺ったのですが)冬はバッチリ凍ります。

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Gracier Skywalk(グレイシャー・スカイウォーク)は今年5月にオープンする新たなカナディアン・ロッキーの名所です。高さ280mから氷河やロッキーの山々を見渡すことができるでしょう。国立公園内に作られるアトラクションなので、長い時間をかけて環境への影響を調査し、自然保護団体等との折衝をクリアしてようやくオープンにこぎつけたとおっしゃっていました。

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そして、アイスフィールド・パークウェイの終点エドモントンです。ここには北米大陸最大の屋内ショッピングモールがあるのだそう。USAでなくカナダにあるなんて意外ですね。さらに北東へ450kmくらい行くとフォートマクマレーという町があり、ここは春までオーロラを見ることができることで有名です。

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小西さんのプレゼンに続いて、実際に先月6日間バンフを中心に取材し、ブログにUPされていたネタフルのコグレマサトさんによるプレゼンが始まりました。僕もブログをチラッとは見ていたのですが、この企画と連動しているとは思っていませんでした。

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コグレさんのユニークなプレゼンが始まります。”ここが良かった”ポイントが16もあるぞ!

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まずは恐竜でした。化石発掘体験など標本を見るだけではない楽しみがあるようです。化石はその辺にゴロゴロしているそうなので、恐竜好きの方は外せないでしょう。

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続いて、カルガリーで7月第2週に行われるカウボーイの祭典「カルガリースタンピード」です。スタンピードといえば、プロレス技の「オクラホマスタンピート」しか知らなかったのですが、この時期、カルガリーの街は全員カウボーイになったかのような雰囲気になるそうです。

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そして、コグレさんのイチオシがココ”バルカン”。日本人にはあまり馴染みのないスタートレックですが、ミスター・スポックの故郷がバルカン星(母は地球人ですが…)であることからスタートレックファンには聖地とされているそうです。スポック像はないそうです。

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そして、バンフへ移り、紹介されたのはやっぱり温泉でした。2月のバンフは外気温マイナス20度くらいだそうですが、湯温は40度とのこと。夏は熱すぎか???

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そして、レイク・ルイーズ。夏の青々とした湖面のイメージが強いですが、雪景色も美しいです。コグレさんはシャトー・レイクルイーズに宿泊したそうです。うらやましい…

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たくさんのスライドで見所をご紹介くださったのですが、はしょりましてまとめに入ります。ご飯の美味しさは強調されていました。スライド右下がプレイリー・オイスター、大草原の牡蠣って何?とお思いでしょうが、実は子牛の睾丸なのでした。

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コグレさんのプレゼンが終了し、アルバータの食事をいただきます。どれも美味しい上に、見た目にもきれいな料理が集められていたように思います。下の写真は、「カナダ産スモークサーモンのポテトサラダ包み手まり風」です。

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カルガリー・スタンピードのイメージで、サービスの方々は皆さんカウボーイハット着用です。

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アルバータ産極上ストリップロインローストビーフをカットしていただきます。もっと味わって食べる時間があれば…

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ワインは、白がPoplar Groveのシャルドネ、赤がVINELANDのカベルネ(フランとソーヴィニヨンのブレンド)でした。これらのワイナリーはアルバータ州ではないようです。さすがにアルバータはぶどうの生産には寒すぎるのでしょうか。

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懇親会では、食事をいただきながらアルバータ州観光公社の方やコグレさんに現地のお話を伺いました。公社CEOのオカベ氏に「いちばんのオススメは何ですか?」と直球質問をしたところ「カルガリー・スタンピード」だと即答。場所を聞いたつもりだったので、ちょっと意外な回答でした。その時期は宿泊施設の予約が大変そうですね?と投げると、笑いながら「Book now! Book tonight!」と言われました。やはり一見の価値あるお祭りのようです。

楽しかったイベントも最後に主催者のご挨拶で終了。お土産にロッキーマウンテンソープのセットをいただきました。中身はボディバター、リップクリーム、バスソルト、ソープです。このお土産は、今までにないくらい妻が喜んでいました。

ラベンダーとレモングラスの2種類があり、僕はラベンダーでした。写真を撮る前に、妻に渡したら早速使われてしまい画像なしです。スイマセン。メーカーのウェブサイトでご覧ください。

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アルバータ州観光公社さん、素晴らしい時間、お食事、そしておみやげをありがとうございました。また1つ行きたいところが増えました。

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