カナダ・アルバータ州観光公社主催の「あなたが自分に戻る瞬間はどれ?」ブロガーコンテストの題材として『あなたなら、どの体験が「自分に戻る瞬間」と感じますか?』というお題をいただき、僕なりのアルバータ州トラベルプランを考えてみました。バックパッカーしてた頃はトラベルプランが仕事?みたいなものだったので、この作業は非常に楽しいです。僕の場合、これを考えている時から既にに本当の自分に戻っているのかもしれません。
結論から言うと、僕がアルバータへの旅で期待していることは「大自然の中で360°の景色を楽しむ」ことです。公社のトラベルプランナーには雄大な自然の写真がたくさん収められており、それらを見てアドレナリンが湧いてくるのを感じると、僕にとっては、食事や街でのアトラクション、温泉よりも、自然の中に身を置くことが「自分に戻る」瞬間だと確信しました。
先日のブロガーミーティングでアルバータ州観光公社の方やネタフルのコグレさんからアルバータ州の魅力についていろいろご紹介いただき、アルバータのどこで何をしたいかの選択肢はすごい数になっていて、本音を言えばまたバックパッカーに戻って3ヵ月くらいかけて歩き回りたいのです。しかし、ここは実際にカナダ往復チケットが当たったと考えて(笑)、現実的な1週間のトラベルプランを考えてみました。
先に述べた、「大自然の中で360°の景色を楽しむ」目的のうち、360°の景色を楽しむためには山のてっぺんに上がらなければなりません。いろいろ調べてみましたが、1週間の旅で大自然と雄大な景色を楽しめる場所としては、やっぱりバンフ国立公園がいちばんよさそうに思えました。その中でも、登り応えがあって景色を楽しめる山としてランドル山(Mt. Rundle 標高2949m)を選んでみました。ちなみに、登山には興味がない方はてっとり早くバンフ・ゴンドラで2285mのサルファー山頂まで上がることができます。
そういうわけで、「ランドル山頂から360°の景色を楽しむ」ことをメインに、アルバータの自然を満喫できるトラベルプランを作っていきます。早速、成田からエア・カナダでカルガリーに飛ぶことにします。
Day1
エア・カナダのカルガリー直行便を使うと成田17時発で、9時間半の飛行。カルガリーには11時半に到着します。空港からダウンタウンまでは車で30分の距離なので、13時頃にはホテルに着けるのではないかと思います。
ホテルに荷物を預けて、早速カルガリー観光に出発します。ヘリテージ・パーク歴史村が気になるのですが、かなり広い施設で見て回るのに半日はかかりそうなので今回はスキップして街歩きを楽しむことにします。カルガリータワーに登ってからステファン・アヴェニューを歩いてみます。
グレンボウ博物館も気になります。夜は、アルバータビーフとクラフトビールを楽しむことにしましょう。
Day2
カルガリーの街もいいけど、やっぱり早くカナディアン・ロッキーの大自然を見たいのでバンフへ移動しましょう。今回の旅はレンタカーではなく、バス移動にします。
バンフの街でランドル登山についての情報収集を行ってから、ダウンタウンを散策します。そして、午後には、バンフと言えば”温泉”は外せない、ということで、バンフ・アッパー・ホット・スプリングスに行ってみます。ここはサルファー山のすぐそばのようなので、先にゴンドラに乗ってから温泉に行くことにします。コグレさん情報によるとバンフ・ゴンドラの脇にはカナダでいちばん(標高が)高いスターバックスコーヒーがあるそうなので、立ち寄ってコーヒーを楽しみます。ついでにおみやげ用にバンフスタバマグカップも購入。
サルファー山へはゴンドラを使うと8分で着いてしまいます。山頂の展望台からミネワンカ湖やカスケード山、バンフスプリングスホテル、そしてランドル山などが見渡せます。サンソン・ピークというもう1つの山頂には観測台があり、そこまで遊歩道がついているので行ってみます。ビッグホーンシープに会えるといいな。
ゴンドラで再びバンフの町へ下ってホット・スプリングスで身体を温めます。日本人的には水着着用が残念…。続いては、その温泉の元祖であるケーブ&ベイスンへ。こちらの温泉は入浴できないようです。ここにしかいないという小さなカタツムリ「バンフ・スプリングス・スネイル」を探してみます。見つかるでしょうか?
Day3へ続く…
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