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Windows10アップグレード…しかしライセンス認証できず

Acer Aspire M7720のCPUとM/Bを交換してゴキゲンになっていたのですが、Windows10がライセンス認証されないという問題が残ってしまいました。Microsoftのサポートにチャットで聞いた結論から言ってしまうと、一度アップグレードに成功したPCでも、M/Bなど主要部品を交換したり、SSD・HDDをフォーマットしてからクリーンインストールする場合、旧アップグレード対象OSが入っていることが分からず、ライセンス認証されないということのようです。また、その場合、旧OSのプロダクトキーなどの情報をもってMicrosoftで電話認証をしてくれることもなく、再度旧OSを入れ直してそこから再アップグレードしてくださいと言われてしまいます。
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この件については、既にいろいろな経験談がweb上にありますが、将来的にパーツを交換していくことになるでろう自作派の人は、実質的にアップグレードは利用しにくいだろうという意見が趨勢のようです。Microsoftによると、Windows10へのアップグレードでは、製品固有のプロダクトキーが発行されないため、Wn10アップグレード済のサブマシンのキーを移すこともできないそうです。僕のケースで、最大の失敗だったのはプロダクトキーとプロダクトIDを同じものだと思っていて、一度アップグレードした際に控えていたプロダクトIDをクリーンインストール時に入力すればよいと考えていたことでした。Microsoftの担当者によると、プロダクトIDはアップグレードの証明としては何の役にも立たないとのことです。


無料アップグレードしたWindows10の パーツ変更、再認証、ライセンスの扱いについて

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今回のWindows10無料アップグレードは、衝撃的な発表でしたが、OS完全無料にしたAppleとはちょっとスタンスが異なるようです。せっかくなら、PCとプロダクトキーを紐づけるのではなく、アップグレード対象OSのプロダクトキーで認証できるようにするか、OS自体(プロダクトキー)を安価で提供してほしいものです。せっかくフォーマットしてクリーンインストールしてディスク容量も空いたのに、再度古いOSを入れ直すのもばかばかしいので、当面、ライセンス認証しないと全く使用できないという警告が出るまでは無認証状態で使ってみようと思います。その間にMicrosoftが何らかの救済策を出してくれるとうれしいのですが…

 

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