iOS11の緊急SOSで警告音をONにしておくべき理由

iOS11になってからiPhoneに加えられた機能の1つに、緊急時のSOS通報があります。これは、電源ボタンを5回続けて押すことで、警察や家族などの緊急連絡先へメッセージが送られるというものです。使うことがないにこしたことはありませんが、電話を掛ける余裕もないような緊急時のために覚えておきたい機能です。

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設定方法

「設定」アプリのメニューに「緊急SOS」があるのでこれをタップして開きます。

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この画面で自動通報をONにすると設定完了です。自動通報OFFの場合は、電源ボタン5回連続で押した後に、緊急SOSのスライダが表示され、スライドさせて初めて機能します。僕は、念のためヘルスケアから家族の番号を緊急連絡先に登録しています。

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警告音をONにしておくべき理由

設定の項目で「カウントダウンで音を出す」というものがあります。この(警告)音をONにすると、強盗に遭遇したような場面で、相手に気づかれる可能性があるので、OFFにしておく方がよいかなと思ったこともあるのですが、ちょっとした事件があって、やはり警告音はONしておくべきだと思い直しました。

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僕は車を持っていないので、旅先など必要な時はレンタカーを利用します。先日、九州でレンタカーを借りて久しぶりにドライブをしていた時のことです。iPhoneをシート脇ハンドブレーキの隣にあるスペースに置いて音楽を聴きながら運転をしていました。少しボリュームをあげようと手を伸ばして、ボリュームボタンを何度か押していると突然大きな警告音が鳴り響きました。

そう!ボリュームボタンを押したつもりで、電源ボタンを連打してしまったのです。その時は、緊急SOSの存在など忘れていたので何が起こったのか分からず、慌てながらもiPhoneを手にとって画面を見てみました。そこで初めてこの機能のことを思い出し「キャンセル」を押しました。幸い、キャンセルが間に合ったようでしたが、警告音が鳴らなかったら絶対に気づかず運転を続け、警察から連絡が入っていたことでしょう。

まとめ

強盗に遭ったり、急に心臓発作を起こす可能性より、操作ミスをする可能性の方が高そうですよね。ミスの際に警告音が鳴るようにしておけば気がついてキャンセルができるので、デフォルトのままONにしておくことをオススメします。あるいは自動通報をOFFにして、スライダが表示されてから操作を進めるほうが確実かと思います。

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